こんにちは、マーケターの津本です。 2025年12月、長崎大学経済学部 辺見ゼミの皆様と連携し、全4回にわたる「マーケティング実践研修」を実施いたしました。
西海市のみくりや精肉店様からのご依頼をいただき、単なる座学にとどまらない、「年末商戦の売上を最大化する」ための本気の実践プロジェクトとなりました。学生の皆さんの熱意と、そこから生まれた具体的な戦略の全貌をご報告します。
本プロジェクトのハイライト
- 顧客中心主義(マーケットイン)への意識改革
- 「ペルソナ設定」によるターゲットの具体化
- LINE公式アカウントを活用した「リストマーケティング」の実装
- AIを活用した現代的なマーケティング戦略の立案
Day 1:マーケティングの本質とファネル設計
2025.12.03 @西海市商工会
初回のテーマは「顧客中心アプローチ」。 マーケティングとは単に商品を売ることではなく、「売上を作るための流れと仕組みを構築すること」であると定義し、研修がスタートしました。
特に重要視されたのが「マーケティングファネル」の概念です。顧客が商品を「認知」してから「購入」に至るまでの心理的プロセス(認知→興味→比較検討→購入)を可視化し、どの段階でお客様が離脱しているのかを分析しました。
Day 2:ペルソナ設定とLINE戦略
2025.12.10 @長崎大学 経済学部
「誰に届けるか」を明確にするため、架空の顧客像「ペルソナ」を設定しました。
設定されたペルソナ例
- 名前:佐藤 恵子さん(48歳・事務パート)
- 状況:年末に息子が帰省するため、家族全員ですき焼きを囲みたい。
- インサイト:「せっかくの家族団らん、お肉選びで失敗したくない」
このペルソナに対し、Instagramで「認知」を広げ、LINE公式アカウントで「関係性」を深める(リストマーケティング)という、SNSの役割分担を明確化した戦略が練り上げられました。
Day 3:最終提案 - AIと未来への戦略
2025.12.17 @長崎大学 経済学部
最終回では、これまでの学びを統合した「年末商戦における売上最大化提案」が発表されました。 特筆すべきは、AI(人工知能)を「戦略的思考パートナー」として活用するという先進的なアプローチです。
提案された具体的施策
- 100g単位で選べる「家族団らんすき焼きセット」の開発
- 「失敗しない割り下」を特典にしたLINE登録促進
- 「年末のすき焼き、失敗させません」という強力なキャッチコピー
「売れる仕組み」の実装へ
学生の皆さんの柔軟な発想と、データに基づいた鋭い分析は、私たちにとっても大きな刺激となりました。
提案いただいた「おもてなしすき焼きセット」や「LINE活用施策」は、今年の年末商戦より順次実装してまいります。
公式Instagramでプロジェクトの様子を発信中