お知らせ
2022 / 09 / 01 16:58
海外拠点を経由したサイバー攻撃事例について
近年、サイバー攻撃による外国への秘密情報の流出リスクはより顕著なものになってい
ます。
⼀例として、ここ数年で確認された海外拠点を経由したサイバー攻撃事例の概要と対策
の留意点を紹介しますので、秘密情報の流出防⽌策を講じる上での参考としてください。
【事例概要】
日本の防衛関連産業の国内拠点システムが、外国にある同社の海外拠点システムを経由
して不正アクセスを受けました。本事例では、A国の攻撃者が、同国にある日本の防衛関
連産業の海外拠点システムに対し、ウイルス対策管理サーバーの脆弱性を突いた攻撃を受
けています。
【対策の留意点】
海外拠点を経由したサイバー攻撃がある得ることを念頭に、国内拠点のセキュリティ対
策を実施する必要があります。海外拠点を含めて脆弱性への対応状況の確認を徹底するほ
か、海外拠点から国内拠点が保有する機微な情報へのアクセスを完全に遮断するなどの対
策を検討することも効果的です。
サイバーセキュリティに関しては、独⽴⾏政法⼈情報処理⽀援機構(IPA)https://www.ipa.go.jp/
⼀般社団法⼈JPCERTコーディネーションセンター https://www.jpcert.or.jp/ など
に分かりやすく解説されていますので、是非、ホームページをご覧ください
また、詳細は
【山梨県警】山梨情報保全通信第3号.pdf (0.22MB)
をご確認下さい。