一言法話

2022-10-01 00:00:00

69.巡拝の喜び

 

先日9月26日に、日光院としては4年ぶりとなる団参(団体参拝)を行い、深川の丸山寺様(北海道三十三観音霊場第14番札所 北海道八十八ヶ所霊場第10番札所)、そして旭川の眞久寺様(北海道八十八ヶ所霊場第1番、第2番札所 北海道三十六不動尊霊場第1番札所)にお参りさせていただきました。
当日は清々しい晴天の下、当院の檀信徒20数名にて2ヶ寺の本堂でお勤めをさせていただき、それぞれの御住職様、副住職様から丁重なる法話、お寺のご案内をいただき、有難さと共に心洗われる思いで、巡拝させていただきました。

2年以上コロナ禍が続いている中、団参を企画してもどれだけの方が参加していただけるか、不安は付き纏いましたが、9月に入り感染者数も少しずつ減っていくと同時に参加いただける檀信徒の方々の数も徐々に増え、無事お参りできたことは何より仏さま、お大師さまのおかげであり、様々なご縁が整うことにより叶うことができたことであります。
個人個人で自由にお寺参りをすることももちろんすばらしいことですが、日光院というお寺をご縁とする方々が一つの団体を組み、ある程度の規律を保ちながら、共に巡拝できる喜びを今回、改めて感じさせていただきました。

来年はお大師さまがお生まれになってから、ちょうど1250年の年となります。その記念の年に当院でも、高野山への団参を行いたいと考えています。当院の檀信徒の方だけではなく、たまたま、このホームページをご覧になられたという方も日光院と少なからずご縁のある方であると言えます。詳細が決まり次第、このホームページ上でもお知らせ出来るかと思いますので、来年の団参には日光院とご縁のある様々な方に、ご参加いただければ幸いでございます。