一言法話

2026-09-01 16:07:00

134.途切れることのなかった繋がり

 

お盆を終え、1か月もすると秋のお彼岸です。お彼岸は年に2回、春と秋にあり、春分の日、秋分の日の前後3日間、各1週間ずつの期間となります。いつも以上にご先祖様の供養に努める大切な期間であるとされますが、同時に仏道修行期間といって自分自身の心を見つめなおす大事な期間でもあるのです。 
ご先祖様に手を合わせるひとときは、亡き方を偲ぶと同時に今ある自分を見つめなおすことができる大切な時間でもあります。
日々の忙しさの中にあって目の前のことに追われがちな私たちですが、時にはゆっくりと自身に目を向ける時間を持ちたいものです。
私という存在はご先祖様から途切れることのなかった繫がりの中で、はじめて成り立っています。しかし、そのことを忘れ、毎日を当たり前のように生きているのが今の私たちであるといえるでしょう。お彼岸はご先祖様の供養に努めさせていただくことにより、当たり前のように普段の生活を送れることの尊さに気付くことが出来る機縁でもあります。