「熊野餅店」は福井県越前市大滝町にあり、大滝町には全国でも唯一紙の女神様を祀る「紙祖神岡(おか)太(もと)神社・大瀧神社」があります。

この「紙祖神岡(おか)太(もと)神社・大瀧神社」は、日本一複雑な屋根をもつお社で国の重要文化財に指定されています。

当店は1918年（大正７年）に開業して以来、令和５年で開業105年を迎え、現在の経営者で３代目となり、越前和紙の産地である福井県越前市大滝町で餅の製造・販売を続けています。

11月～2月

主に焼いたり、煮て食べる「白餅」「草餅」「豆餅」「えんどう餅」「「斗棒餅（トボ餅）」の注文が主体となっています。

3月～10月

御祝い事の「赤飯」や「饅頭」、「あべかわ餅」「うすかわ餅」などが主であるが、季節に応じて「おはぎ」「土用餅」「いちご大福」など、注文に応じて販売を行っています。

自慢の看板商品

2月中旬から3月にかけて作るえんどうの入った「いちご大福」は、いちごが大きく、えんどうと自家製のこしあんとの絶妙な味わいが楽しめます。

「あべかわ餅」は、2時間火にかけて作る黒蜜ときな粉を絡め、それでいて糯米の味もしっかり残る昔ながらの美味しさが楽しめます。

また、梅雨が明けた7月中頃からお盆が過ぎた8月20日頃までの期間限定で販売する「土用餅」は、夏場のスタミナで人気も高く、当店自慢の逸品です。