日本酒とワイン

山梨とワインの歴史

100年後には

 江戸時代からの名産・甲州ぶどう。葡萄酒は農民を救い、2度の戦争も乗り越えて生き抜く源だった。しかし、食用としては巨峰やデラウエアに地位を奪われ、生産は減少。このままでは絶滅するかもしれない、そんな状態になってしまった甲州ぶどう。

 

山梨は甲州ぶどうを捨てられるのか? という選択でもあったと思います。

 

時代は令和。山梨は世界に認められるワインを産み出しています。

そして、日本のワインラバー達にも美味しいワインとして愛されています。

ここにたどり着くまでには、並々ならぬ努力と悔し涙を流す日が多々あったでしょう。

 

100年後、フランスのボルドーやブルゴーニュのようにワイン産地といえばヤマナシ!と世界中の人から望まれる為に、今できる事は何なのか? いずれメルロやシャルドネのように甲州が世界中で栽培される時代が来るかもしれません。

 

甲州のワインが世界の人たちに認められ始めたこの時代に、一緒にワインを飲める。なんて幸せでしょう!

世界のトップに挑戦するワインも、毎日の食卓にのって気軽に飲めるワインも、どちらも大好きです。