お勧め図書
お勧め図書③
治療対象とする方やそのご家族の方と話をするという場面、私たち理学療法士は誰もが一度は経験してきていることかと思います。
〝わずかな表現の違いで苦悩者は勇気づけられ、そしてどん底にも落とされます。だからこそ、一見取るに足らないように見える言葉にも、隅々まで神経を張り巡らさなければいけません。そして逆にそうすることは、薬などをも凌駕する立派な「治療」となり得るのです。〟 (『傾聴力』大和書房より)
日頃何気なく使っている言葉ですが、同じ言葉であっても、捉え方が異なることもあります。例えば、「アホ」「バカ」という言葉も、地域によって捉え方が全く異なります。その言葉を発する状況によっても意味合いは変わるでしょう。自身の発する一言は相手にどう伝わるのか、相手はどのような意図でその言葉を用いているのか。
発したその一言が、プラスに作用することも、マイナスに作用することもあり得ます。言葉の使い方はとても大事だなと痛感します。
以下の書籍には、「聴く」ために必要な「心の持ち方」、「聴く」ための技術や姿勢、傾聴にまつわる悩み、「生」と「死」の捉え方・向き合い方、その他実例などが綴られています。
私達の比ではない程多くの生と死と向き合い、自身の発する言葉に悩み、対話という治療手段と向き合ってきた医師の方々の知識と経験から、医療者としても一個人としても、学べるものがあるのではないでしょうか。
