ワインを大切に扱う店にとって、ハウスワインは「＝店の実力」。店のワインの顔とも言える大切な物です。店最安のワインだからこそ、その店のワインに対する考え方が一番反映されています。したがって当店のハウスワインは、出来る限りリーズナブルで美味しいもの。さらにこの店で出すワインの方向性と、実力、品質をしっかりと示しているものを、自信をもってご提供しております。

2016年5月1４日より、赤、白、共にドメーヌ・ド・セウルを当店のハウスワインとして取り扱わせていただくことになりました。これまでも、スポットのおすすめでは、入荷のたびに大変ご好評をいただいておりましたが、流通量が少ない上に人気銘柄の為、中々ご提供の機会が増えませんでした。今回「一年間ほぼイケるだろう！」という量が確保できそうなので、思い切ってハウスワインにしちゃいます！あくまでも、予想量なので、予想を上回る程の売れ行きだと欠品の可能性もありますが、、、。でも多分大丈夫です‼

ドメーヌ セウルは1970年代からビオディナミを実践して来た生産者です。南フランスのプロヴァンスとローヌの県境にあり、広大な果樹園に比べて小さなブドウ畑が印象的です。大岡さん(ローヌ ラ・グランドコリーヌ生産者)のカノンロゼ プリムールに用いているミュスカ ダンブールは、実のところセウルの畑で栽培されたものです。この品種はもともと食用のブドウで、このあたりはいかにも果樹の栽培を主としている生産者らしいですね。醸造所のタンクは僅か２つ、グルナッシュとサンソーをセミマセラシオンカルボニックで醸造、そのままタンクで12ヶ月以上熟成させたワインです。一切亜硫酸を添加しておりませんが品質は極めて安定しております。