近況
2024 / 09 / 13 08:00
油圧装置の作動油交換について

高所作業車やクレーン等の油圧装置は作動油によって動力が伝えられ、動作しています。
その作動油が劣化したり、漏れてしまったりすると十分な潤滑が得られず油圧シリンダーなどの内部にある部品に傷が付いたり、焼付けを起こし故障につながります。
場合によっては作業不可能になるばかりでなく、事故につながる危険性もあります。
長期間、作動油を交換せず使用を続けると破損した部品の交換など高額な修理費用が発生してしまいます。
1年に1回程度の頻度で交換することで油圧装置を良好な状態に保つ事ができます。
作動油の劣化が避けられない以上、定期的な交換は突然の故障を防ぎトータルコストで考えるとメリットは大きいです。
作動油交換は半日作業となりますので、年次点検時の交換をオススメします。