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主に三重県内の視覚障害者・児を対象に、歩行訓練、生活訓練を実施しているNPO法人です。

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日記

2024-08-20 18:33:00

ガイドヘルパーの活動を支えてくださったTさんへ

 視覚障害者生活訓練等指導員(歩行訓練士)として、現場で視覚障害児・者の歩行や生活全般の訓練を続けています。

30歳ぐらいから始めましたから、かれこれ25年以上続けてきたことになります。

現場に入りながら、支援者を養成する講習会の講師なども続けてまいりました。

 現在、全国で開催されている、視覚障害者の外出支援を担う人材育成をするための同行援護従業者養成研修は、当初はガイドヘルパー養成研修、あるいは移動介護従業者養成研修という名で実施されていました。

 私が訓練士の勉強を無事に修了し、三重に帰ってくるまで、ガイドヘルパー養成研修会の講師は、ガイドヘルパー連絡協議会という団体の役員の方々でなさっておられたと思います。当時の30歳そこそこの私などただただ若造で、役員のみなさんは還暦越えのご年配の方ばかりでした。

 当時、会長をなさっておられましたTさんは、背丈ある男性の方で、優しいお人柄に溢れた方でした。人格者であられました。若輩の私を専門家だからと講師としてお招きいただき、講習会で受講者さんを班に分けて実施する実技演習で、Tさん含めて役員の方々に実技指導のアシスタント担っていただくことのご快諾をいただきました。数年間、講習会の円滑な進行に多大なご協力、ご支援をいただいたのでした。

 あれから25年以上が経ちました。今、私は57歳です。まだ若輩ではございますが、初めてお会いした時のTさんのご年齢にかなり近づいてまいりました。惜しくもTさんは数年前にこの世を去られましたが。あらためまして、ガイドヘルパーの充実化を目指していく創世記に、三重県において視覚障害者の外出支援について実践的に取り組んでくださったことに敬意と感謝をするばかりです。敬う敬意を持って、今日までの成り立ちの経緯を伝えていかなければな、と思っております。

 Tさん、できることなら、もう一度、縁側にでもゆったりと座って、風にゆらりと動くススキを照らす月見をしながら、いっぱいだけでいいから日本酒を飲み交わさせていただきかった。もう少し長生きしていただき、お会いしたかったし、お話しをさせていただきたかった、と思います。

 Tさん、今、ガイドヘルパーは同行援護と呼ばれて既に幾らかの年数が経ちました。私は、今も訪問訓練現場にたちながら、同行援護の講習会の講師を続けさせていただいております。

 あらためまして、お世話になりありがとうございました。これからも身体が動く限り、毎回毎回、最高の内容と満足度の高い講習内容の提供を続けてまいります。今年のお盆は暑かったですが、まだまだ、頑張ってまいります。では、また。 by 永瀬賢(前川賢一)

 

 

2026.10.17 Saturday