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2022-09-18 19:57:00

投げ方について

投げ方について

 

今週の野球スクールでは投げ方のレッスンを行いました。ここ1週間は小学生クラス(金井・日野・新杉田)、成人クラス(金井)、親子クラス(日野・千葉)と幅広い年齢の方に受講頂きました。 

 

それぞれの年代のお子さんや大人に「わかりやすく・覚えやすく・楽しく」という点に留意しながら、ドリル(体操)から説明を始めて、正しいフォームを覚えるための手順を伝え、かけ声をかけながら実際にボールを投げ、最後に競争(コントロール比べ)を行うという流れで練習しました。

 

その際にレッスンのポイントとした点は「足を広げて(→上げた足を投げる方向に踏み出したとして)、腕(=両肘)を肩の高さあたりか上げて、へそ(=上半身)を回して、腕を上から下に振って(望ましくは"振られて")投げる」という"投球動作の原理原則"です。やや大げさですが… 

 

この練習法は少年野球の監督やコーチが指導者としての資格(U-12とU-15 公認野球指導者)を取得する際の講義で使われるテキストにも紹介されています。

 

私は所属するプロ野球OBクラブから任命され、このテキストの作成にあたりメンバーの1人として約2年間、日本野球協議会の編集会議に出席しました。その中でこの練習法について特に推奨しました。

 「コントロールが良くなる」「投げるボールのスピードを制御する」そして「肩や肘を故障しない」という少年期に大切な投げ方の基本ポイントを身に付けるために、とても良い練習法だと感じているからです。なお、テキストは小学生版(U-12)と中学生版(U-15)の2種類があり、表現やイラストも年代に合わせて記載されています。写真をご覧ください。

 

また実技講習会(オンラインも含めて)でも、この練習法を全国の少年野球指導者に紹介しています。 

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いま、少年野球に携わる大人・団体は様々な活動を行なって野球振興に取り組んでいます。全日本野球協会の指導者資格制度もその一つです。 

 

私からもお子さんたちには野球の技術を伝えるだけではなく、"スポーツマンシップ"や"力を合わせることの大切さ"なども伝えていき、野球を通じて「たくましい子に成長する」ことをサポートをしていきたいと思っています。

 

 

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