お知らせ      学長の本棚

2025/10/12

ゾウの時間ネズミの時間

ゾウの時間ネズミの時間

"興味深い事実があります。
哺乳類はどの動物でも、
一生の間に約5億回呼吸をし、
約20億回心臓が拍動するというのです。
つまり100年近い寿命をもつゾウも、
10年ほどの犬も、せいぜい数年しか生きることのないネズミも、彼らの1回の呼吸や
心臓の鼓動を時間の単位として測れば、
みんな同じような一生だということです。
動物たちにとって、時間は一定なのではなく、そのサイズによって時間の流れ方が違う。
ゾウにはゾウの時間、ネズミにはネズミの時間があるのです。"

とても面白かった。

『時間と空間の相関』

"ヒトの時間感覚は、外部の時間を敏感に
計れるものではなさそうで、そのため、
たぶん、頭の中の時間軸は自分固有の時間軸しかない。

サイズは昔とたいして変わっていないのに、思考のサイズばかりが急激に大きくなっていく。"

私達は想像力で、思考のサイズを大きくする。
時間、時間と、結局ヒト目線でしかない
時間にとらわれる。

まさに!ある。
ある。

見方が変わるって、
新鮮で、面白い。

ゾウの時間 ネズミの時間
サイズの生物学
/本川達雄 著

2025/10/12

たいせつなきみ

たいせつなきみ

『ウイミックスと呼ばれる木の小人たちは、毎日同じことばかりしていた。
他の小人に金の星のシールか、
灰色のだめじるしシールを貼ること。
なめらかな肌でできて、絵の具もきれいに塗られた可愛い小人たちは、
いつでも星がもらえた。
才能のある小人たちもそうだ。
でもあんまりいろいろなことができない小人や、絵の具がはげている小人たちには、
醜い灰色のだめじるしシールが貼られてしまった。
パンチネロはそんな小人の1人だった。
彫刻家エリは、パンチネロに彼がどんなに
大切な存在かを悟らせようとする。他のウイミックスたちが彼をけなそうとも。』

私もパンチネロだった。

今はエリのように、
何度でもきみが大切だよと伝える大人の方でありたい。

言葉もイラストも、
とにかく好きな本。
古い本。
でも、いつまでも私の大事な本です。

2025/10/12

また次の春へ

また次の春へ

【悲しみはある。ないと言えば嘘になる。けれど、悔しさや無念や、恨みだけは抱くまい、と自分に言い聞かせる。ひとはそのために、運命のせいにするという知恵を授かったのかもしれない。

まっすぐ座り直して、冬を越えたあとに待つ春を、また思う。次の春も、また次の春も、おだやかな暖かい日がつづくといい。】

【やっと、誰かのためにきちんと涙を流せる気がした。】

【ーむしろ人数から言えば、そちらのほうがたくさん、いる。
だから、すべてが間違いだったわけではない。
けれど、すべてが正解だったわけでもない。】

数年前に買ったのに、
文庫本出たら、また買った。
気づいたら同じ本、2冊。

‥‥一度じゃない。
あるあるなのです。

それだけ出会いたかった本だったと思うことにしている。

終わりから、始まる。

重松 清
また次の春へ

2025/10/12

文房具 散文

文房具 散文

仕事は大好きな文房具ひとつで、がんばれてしまう。
こんな自分の単純さ。
大人になっても、
何も変わっていないと感じる。

フールス紙の付箋。
透かし模様いい。
ペンのすべり方がいい。
サイドのコッパーの天金加工に大人感があると思って、
一人でにやにやしている。

ちょっとあぶない日曜日。

2025/10/12

嵐の中の灯台

嵐の中の灯台

親子で読んでほしい。
昔のお話の共有。

1 2 3 4 5 6 7 8