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ゑみため インタビュー:明日香村で紡ぐ着物の新たな物語
(右端:ゑみため 服部 美紗さん 左端:ゑみため 松永 愛さん)
本日は明日香村で着物のレンタル業を行なっている「ゑみため」の松永 愛さん・服部 美紗さんに、お仕事についてのインタビューをさせていただきました。
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記者:
本日はよろしくお願いします。まず、このお仕事を始められたきっかけを教えていただけますか?
ゑみため 服部さん:
このお仕事を始めたのは2024年の6月です。きっかけは松永さんとの出会いでした。私が松永さんのご主人に大変お世話になっていて、ご紹介いただいたのが出会いのきっかけでした。私は長く着物の仕事をしてきましたが、彼女が着物に興味があるということで相談に乗ったのがこのお仕事の始まりです。
ゑみため 松永さん:
私はずっと着物に興味がありました。ある日、服部さんが「京都では着物を着ている人が大勢いるけど、明日香の景色の中で浴衣や着物を着ている人が増えたら素敵だな」と言った時に、そこで私が「それ素敵だね、やってみる?」と言って。そんな感じでスタートしました。
ゑみため 服部さん:
以前は神社の婚礼や着付け教室の仕事をしていましたが、明日香で自由な着物を着ている姿が見たいという思いが強くなりました。もっと敷居を下げて、カジュアルに楽しんでいただきたい。そんな思いを松永さんに相談したら「いいね」と言ってくれたんです。
記者:
現在、具体的にはどのようなサービスを展開されていますか?
ゑみため 松永さん:
今はレンタル着物を貸し出して散策してもらうことがメインです。今後はそれに加えて「着物で遊ぶ場」を広げていきたいと考えています。
ゑみため 服部さん:
着物を着ても何をしたらいいかわからないという方に対して、着物を着て様々な場所での撮影や飛鳥地域プロガイドの紹介など、飛鳥地域を楽しむための提案をしています。また、もう一つ大切にしているのが、海外の方へのボランティアです。日本に勉強やお仕事で来ている方々に、無償で日本文化を楽しんでいただきたい。仕事で忙しく遊ぶ暇もない方々に、短時間でも着ていただく活動をしています。
(この日はガーナからお越しのご夫婦が浴衣の着用体験をされていました)
(服部さんの華麗な手捌きで、あっという間に着付けが完了!)
(扇子の使い方をお伝えする松永さん)
(笑顔でピース!とてもお似合いです♬)
記者:
国内の方向けには、今後どのような展開を考えていますか?
ゑみため 松永さん:
近隣にお住まいの方にも、レンタルした着物でお茶会や食事会、写真撮影会を楽しんでいただけるような企画を考えています。
ゑみため 服部さん:
それともう一つやりたいのが、「着物納め(着物送り)」という活動です。この辺りの親世代・おばあちゃん世代は、たくさんの着物をタンスに眠らせています。最期にどう処分するか悩まれている方も多いんです。捨ててしまうのはもったいないし、心残りがあると思います。だから、その着物をお孫さんや娘さんが着て、施設にいるおばあちゃんに会いに行ったり、思い出の場所へお墓参りに行ったりする。そうして心の中に思い出を刻んでから手放す、あるいは着付けを習って自分で持ち続ける。そんな「循環の輪」に眠っている着物を戻してあげたいんです。
記者:
素敵ですね。着付けの申し込みはどのようにすればよいのでしょうか?
ゑみため 松永さん:
LINEかInstagramのDMからお問い合わせいただけます。着ていただく着物につきましては予め希望を聞くこともありますし、当日来てから選ぶ楽しみも大切にしています。
記者:
着付けにおいて、特にこだわっている点はありますか?
ゑみため 服部さん:
私がこだわっているのは、「ゆったりとした時間を過ごしてもらうこと」です。着付けは苦しいと思われがちですが、私の着付けは「綺麗にふわっと包み込む」けれど「ピシッと決まる」のが特徴です。「一度着てもう嫌だ」ではなく、「また着たい」と思ってもらえる快適さを重視しています。着付け中のコミュニケーションもお互いの心の繋がりになるので、大切にしていますね。
記者:
実際のお客様の反応はいかがですか?
ゑみため 松永さん:
「想像以上でした」と喜んでくださる方が多いです。女性同士のご褒美や記念に写真を残される方が多いですね。先日は雨の中での神社イベントがありましたが、皆さん「雨が気にならないくらい楽しかった」と満面の笑顔で帰られました。
記者:
明日香村周辺でおすすめのスポットはどこでしょう?
ゑみため 服部さん:
岡寺や談山神社などですね。京都と違って、明日香村は「貸切状態」で写真が撮れるのが魅力です。他の人が写り込まず、ゆったりと撮影できます。素敵な棚田スポットもございます。
(棚田をバックに記念撮影!浴衣着用体験をとても楽しんでいらっしゃいました)
記者:
今後の展望をお聞かせください。
ゑみため 服部さん:
着て終わりではなく、「着て何をするか」というアイデアを出し合って新しい文化体験を提供していきたいです。お茶や書道体験のほか、飲食店さんとコラボした「着物ランチコース」などのアイデアも進んでいます。
ゑみため 松永さん:
自転車に乗る方が多いので、袴(はかま)スタイルも提案したいです。明治時代の「はいからさんがとおる」のようなイメージで、袖をひらひらさせて自転車に乗るのはとても可愛いですよ。また、トブトリノ焙煎所様の「珈琲の間『何必庵』」のように、そこにいるだけで心が整うような特別な体験も大切にしたいですね。
記者:
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
ゑみため 服部さん:
最近は着物の着付けについて細かなルールを指摘する風潮の影響もあり、着物離れが進んでいます。私たちはそういった敷居を下げたい。季節感などの文化は守りつつ、恐れずにカジュアルに着物を楽しんでほしいです。
ゑみため 松永さん:
皆さんが「いいな」と思える形で、明日香の豊かな自然の中で、特別な体験を一緒に作っていきたいと思っております。
記者:
素敵なお話、ありがとうございました。
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「ゑみため」という屋号は「皆様に笑みが溢れちゃうひとときをご提供できたら」と思い、名付けられたそうです。素敵ですね♬これからの益々のご活躍をお祈りいたします✨☺️☺️✨
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