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2026 / 05 / 24  12:00

飛鳥京プレミアムスローツアー:グリーンスローモビリティに乗ってみた!

飛鳥京プレミアムスローツアー:グリーンスローモビリティに乗ってみた!

2026年に世界遺産登録を目指す明日香村、その一環として2026年5月2日(土曜日)より運行開始した飛鳥京プレミアムスローツアーに試乗してきました!

ご協力くださった明日香村様、ありがとうございました!

今回乗車する車両はこちら

飛鳥京プレミアムスローツアー:グリーンスローモビリティに乗ってみた!

いわゆる「グリーンスローモビリティー」(以下グリスロ)と呼ばれる車両で、時速20キロ未満で公道を走ることができる環境に優しい電気自動車となっております。

運行スケジュールは毎週土曜日と日曜日、料金は大人(中学生以上)は3000円、小学生は2000円となっております。ちなみに小学校修学前のお子様は安全面上ご乗車いただけないこととなっております。

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運行ダイヤは1日4便、所要時間およそ70分、ただし8月、年末年始(12月29日から1月3日)、雨天時、気温33度以上の場合は運休となります。

注意事項としては、

・自然災害、その他事由により予告なく運休する場合があります。

・最大4名までの混合ツアーです。

・繁忙期など道路状況によりコースが変更になる場合があります。

とのことです。

それでは、早速出発進行!グリスロは運転手1名、ツアーガイド1名で運用されています。

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軽快に走り始めました。電気自動車と言うこともあり、非常に静かで排ガスも出ず、開放的な車体も相まって、風を感じられて気持ちが良い!時速20キロ未満で走行する車両と言うこともあり、シートベルトが装備されていません。乗り降りする際のドアもないため、車体横はファステックスでロックされ、乗客の転落を防止しています。ちなみに、記者は明日香村内の遺跡に関しては一通りの知識があるため、ガイドの方からどんな知られざる新情報が出るのかを楽しみに説明を聞いていました。

ガイドさんからいただいたチラシの裏面を見ると、本ツアーの運行ルートが示されていました。なるほど、このようなルートで行くのですね。

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まずは飛鳥宮跡に到着。

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場所によってはグリスロが停止し、遺跡の詳細な説明を聞くことができます。説明はガイドさんが事前に用意してくださっている資料(ラミネートをパウチしたもの)を見せながらの説明となります。

取材をした当日、5月上旬だと言うのに不幸にも最高気温は31度…。ガイドさん、大変暑そうです。

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せっかくなので、運転手さん&ガイドさんを記念撮影。暑い中本当にありがとうございます!

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次の目的地に向かって進みます。場所によってはグリスロは停車せず、走ったまま遺跡の説明を行います。

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第3目的地、飛鳥水落遺跡に到着。

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こちらで遺跡の説明をしてくださった後、トイレ休憩と「あすか夢の楽市」でお買い物ができます。

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せっかくなので地元の食べ物やスイーツもゲットしたいですもんね!

お買い物終了後、再び出発。それにしても、結構狭い道を進むのですね!車は入れないような、自転車や歩行者が走るような道を進んでいきます。ちなみに、グリスロの車体の横幅は、軽自動車よりも少し狭くなっておりますので、こういった細道もすいすい走れます。

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大官大寺跡に到着。

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今ではただの農地となっていますが、かつては、ここに最先端の塔が立っていたとのこと!

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ちなみに、当時の様子はどうだったかを見たい方は、遺跡の場所によってはQRコードが設置されており、こちらをスキャンすると当時の様子がわかるとのことです(ただし、現場をカメラでリアルタイムにかざして実寸大で見れるというものではございません。)

グリスロは最終目的地の飛鳥寺跡へ。ちなみに、こちらに向かう途中と対向車線側ではありますが、飛鳥寺跡の信号は4分30秒も待たないといけないと言う謎仕様。

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日本で2番目に待ち時間が長い信号だそうです。

終わってみればあっという間の70分間。個人的にはそこそこ楽しめたかなという感じですが…。もちろん疑問が残らなかったわけではありません。

特に気になったのはグリスロのハード面です。気になったのはもちろんグリスロの車体仕様と運行体制に関する以下のポイント。

・運行ダイヤは毎週土日のみ、ただし8月、年末年始(12月29日から1月3日)、雨天時、気温33度以上の場合は運休

→運行日数が少なすぎる上に気候の問題で中止になる条件が特に問題。気温33度以上の場合は中止となると、取材当日の最高気温が5月上旬で31度。昨年のデータでいくと7/8/9月はほぼ全て運行中止にしないといけない。そのほかの月でも最近は日本も温暖化現象の影響で暑い日が多いので、運行中止になる可能性の日数が多い。そして梅雨シーズンは運行中止の可能性が高い。しかしながら寒い時期はいくら寒くても運行するので、エアコンのない車内では乗客が自前で寒さ対策をしないといけない。

寒さ対策でジッパー式の扉は装備されていますが、

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閉めると景色が見えづらい上、スマホで写真を撮影しようとしても窓部分にピントが持っていかれて外の景色が撮影できませんでした。

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車内にエアコンがないので、状況次第では結露してさらに見えにくくなる可能性もあります。

・1日4便、小学校修学前のお子様は安全面上ご乗車いただけない、最大4名までの混合ツアーです。

 →1日4便・最大4名=1日最大で16人のお客様のみご利用可能、 小学校修学前のお子様のいる家庭はご利用いただけない、5名以上のファミリーは誰かが乗れない。仮に8月以外の月の土日全て4週計算で満員で運行できたとして 、年間1408人のご利用に留まります(実際は当然、気候条件により運行中止の日もあるのでこれより少なくなる)。

2026年、世界遺産登録を目指しているこの状況でコレで大丈夫なんか!?万一多くの観光客が押し寄せた場合、ご要望に全くお応えできず、不満しか残らない可能性もあるのではないか...と思ってしまいます。あと、「明日香村 グリーンスローモビリティ」で検索しても各種SNS、動画投稿サイト、WEBで検索してもほとんど見つかりません。。。

ガイドさんのストーリーテリングについてはわかりやすく、安心して聞ける内容でした。乗客の飛鳥時代の歴史の知識レベルを確認した上で話して下さると思うのですが(歴史のことをよく知っている人には、よりディープな内容を話す、など)、お客様ともっと対話形式(巻き込み型・お客様参加型)のガイドの方が場合によっては盛り上がるかもしれません(エンタメ性がもっと欲しい)。特に明日香の遺跡は多くが地下に埋もれており、地上に何もない場所が多いため、ガイドの説明を聞きながら想像力(イマジネーション)を働かせる必要があるので、その辺を視覚的にもっと楽しめる斬新な仕掛けがあればもっとワクワク感があるかなぁと感じました(例えばVRゴーグルを装着し、現場を見ると現代のリアルな映像に飛鳥時代の建物のCGがリアルサイズで見れる、など)。

ラミネイトで作られた資料が反射で見辛い時や、

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 暗くて見辛い時がありました。後ろの座席の人までは見えにくいかも。。。

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大人(中学生以上)は3000円、小学生は2000円という価格に利用客が満足していただけるようなサービスの提供をソフト面・ハード面の両方からする必要があるのではないか?というのが率直な感想でした。

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明日香村観光の未来を担う可能性のあるグリスロの今後に期待です。