最新情報
精油『イランイラン』
アロマサロン・トワイライトの草下恵理子です。
この写真は、オーガニックエッセンシャルオイル(精油)『イランイラン』です。
マレーのタガログ語で「花の中の花」という意味をもつ『イランイラン』は、甘くエキゾチックな香りは催淫効果があり、インドネシアでは新婚のカップルのベッドに、この花を敷き詰める風習があるそうです。
心への働き
不安、パニック、ストレス、リラックス
身体への働き
ホルモンバラン調整(月経痛、月経不順、更年期障害、不感症)、高血圧、過呼吸
肌への働き
皮脂バランス調整(乾燥肌、脂性肌、ニキビ)
なお、妊娠初期や敏感肌の方は避ける。
精油『マジョラム』
アロマサロン・トワイライトの草下恵理子です。
この写真は、オーガニックエッセンシャルオイル(精油)『マジョラム』です。
『スイート・マージョラム』、『マージョラム・スイート』とも呼ばれています。
料理にも使われる『マジョラム』。スパイシーで温かみのある香りは、安眠の香りとして有名です。
新郎、新婦がマージョラムの花冠を付ける習慣もあったそうです。
心への働き
自律神経失調による不調、不安、孤独感、ストレス、リラックス
身体への働き
冷え症、けいれんなどによる筋肉痛、月経痛、偏頭痛、便秘、下痢、消化不良、高血圧
肌への働き
小じわ、目の下のクマ
なお、眠気を起こす作用があるので、車の運転など集中したい時は控える。
妊娠中も避ける。
精油『ゼラニウム』
アロマサロン・トワイライトの草下恵理子です。
この写真は、オーガニックエッセンシャルオイル(精油)『ゼラニウム』です。
甘く優雅な、ほのかにローズの香りがし、成分もローズに似ていることから、別名は「ローズゼラニウム」です。
ゼラニウムには悪霊を避ける力があると信じられていた為、ヨーロッパでは古くから家の周りにゼラニウムを植える習慣がありました。
今でも窓辺に赤いゼラニウムを飾る習慣が残っていますが、これはゼラニウムに虫除けの効果がある為とも言われています。
日本でも「蚊取り草」「蚊逃げ草」などの名で売られており、当サロン入口にも飾ってありました。
心への働き
不安、ストレス、情緒不安定、更年期障害
身体への働き
ホルモンバランス調整(生理痛、生理不順、更年期障害)、老廃物排出(利尿、むくみ)
肌への働き
皮脂バランス調整(脂性肌。乾燥肌)、細胞成長促進(しみ、しわ)、湿疹、やけど、しもやけ
なお、妊娠中は使用を避ける。
敏感肌の方も注意が必要。
精油『ブラックペッパー』
アロマサロン・トワイライトの草下恵理子です。
この写真は、エッセンシャルオイル(精油)『ブラックペッパー』です。
万能スパイスとして長く珍重されてきた、お馴染みの黒コショウの実から採れます。
スパイス同様、体を温め、血行をよくするとされています。
インドや中国では4000年以上も前から泌尿器疾患や肝臓病の治療に、中性ヨーロッパでは強力な殺菌・消毒作用を活用して、食料の長期保存に使われていたそうです。
こちらの精油『ブラックペッパー』は、残念ながらオーガニックでは無い為、当サロンでは、主に芳香として利用しています。
心への働き
無関心、無感動、リフレッシュ
身体への働き
冷え症、肩こり、筋肉痛、便秘、食欲不振、感染症、吐き気、代謝促進
肌への働き
しもやけ、打ち身
なお、皮膚刺激がある為、妊娠初期の使用は避ける。
繰り返す大人ニキビ
アロマサロン・トワイライトの草下恵理子です。
当サロンは、40代、50代の方向けに(自分と同じお悩みをお持ちの方に、特に共感出来るので)、ホームケア商品をご紹介していますが、
ブライダルをはじめ、比較的若い方にも対応しております。
今回は、「繰り返す大人ニキビ」についてご案内します。
Tゾーンや頬に出来る油っぽい思春期ニキビは、過剰な皮脂分泌が大きな原因。余分な皮脂が、毛穴を詰まらせることによって、アクネ菌が繁殖して、いわゆる「赤ニキビ」となります。
これに対して顎やフェイスライン、皮脂分泌が少ない首などに出来る「大人ニキビ」の原因はもう少し複雑です。
《内的要因》
①ホルモン・生理周期の乱れ
②睡眠の質の低下・睡眠不足
③ストレス
④偏った栄養バランス
まず①について
排卵後から分泌が増えるプロゲステロン(黄体ホルモン)は、皮脂分泌を増加させ、お肌の水分量を低下させることから、お肌は乾燥しターンオーバーが乱れ、角質が厚く、堅くなり、ニキビの発生や悪化を招きます。
生理前に吹き出物やニキビが出来やすいのはこの為です。
黄体ホルモン(プロゲステロン)は、妊娠中の体を守る為の(脂肪や水分を溜める)必須ホルモンでもあるからなのです。
②睡眠について
睡眠3時間後に分泌される「成長ホルモン」には、お肌の新陳代謝を促進するエストロゲン(卵胞ホルモン)の元となります。
また全ての細胞の成長スイッチをオンにします。
睡眠中は、脳や胃腸などの各器官の機能修復が行われる大切な時間です。
睡眠の質の低下や不足は、お肌のターンオーバーの妨げにもなります。
③ストレス
ストレスを感じると、自律神経は交感神経(興奮状態)が優位になり、抗ストレスホルモンである副腎皮質ホルモンに含まれるアンドロゲン(男性ホルモン)やアドレナリンが分泌されやすくなります。
これらは共に角質を肥厚させたり、皮脂分泌を促す働きがあります。
これによりアクネ菌が繁殖し、ニキビが出来やすくなります。
また男性ホルモンが関係していることから、「おやじニキビ」とも言われ、頬やフェイスライン、首など髭が生えるところにできる特徴があります。
④栄養
外食やダイエットなど、偏った食事で、体に必要な栄養素が不足すると、皮脂分泌のコントロールやターンオーバーを促すビタミン群が不足しがちです。
またミネラルも、体の調子を整えたり、新しい細胞を作るのに欠かせない栄養素ですが、不足するとお肌のターンオーバーが乱れ、角質が肥厚し、ニキビや肌荒れを起こしやすくします。
これらの他に《外的要因》として
①肌の乾燥
②夏の湿度
③紫外線
④汗や汚れ
⑤タバコ
⑥間違ったスキンケア
外的要因は、意識すれば回避・改善できるものです。
①肌の乾燥、水分不足は正常なターンオーバーを妨げ、角質を堅く、厚くする為、ニキビが出来やすくなります。
また、皮脂膜が上手く機能しないことで雑菌やアクネ菌が侵入しやすくなります。
②湿度が高いと汗をかきやすく、毛穴が開くことで細菌が侵入しやすく、皮脂分泌も活発になり、皮膚温度も高いことでアクネ菌が増殖しやすくなります。
③紫外線を浴びた肌は、活性酸素を生み、肌機能が著しく低下します。
また皮膚温度が上昇している状態では、アクネ菌もシミの元であるメラニンも活性化しやすくなります。
④汗や汚れで皮膚呼吸が妨げられ、アクネ菌が繁殖しやすくなります。
⑤タバコを吸う事で、活性酸素を生み、血管が収縮することで血行不良を起こします。
ターンオーバーの乱れ、ビタミンCを大量に消費することから、炎症しやすい肌になります。
またタバコの煙も肌を汚し、活性酸素を生むための刺激となります。
⑥日々のスキンケアで、クレンジング・洗顔不足、または摩擦やすすぎ残し、ニキビを気にする余りの過度の皮脂除去で、バリア機能の低下による肌環境の悪化。
上記記載のように、「大人ニキビ」の要因は様々です。
当サロンでは、『薬用大人ニキビ・毛穴コース』で対応しておりますが、
『アロマコース』でも、精油の効果・効能を利用した施術も行っております。