市政活動報告・代表質問 他
≪島本京司 質問項目≫
○日本を先導する観光インバウンド政策と市民生活への経済効果
○公契約基本条例の実効性と庁内技術系体制の増強、デザインビルドやPFIの改善
○地元・都市農業の強化支援と新しい森林業施策について
○人権擁護委員体制の充実と、虐待やいじめ・DV等の撲滅
○JR向日町駅の東口整備と向日町上鳥羽線道路の展望
市民への真の経済効果を!
~世界の観光都市・京都として~ まだまだ努力を!京都のインバウンド戦略
島本京司(質問)
観光政策や景観保全、激増来客対応等に協力・理解・税負担もしている私たち京都市民のためにこそ波及効果が実感できるよう、爆買いなどよりも「京都経済に」しっかりとお金を落としてもらえる多様・高質な観光コンテンツの構築と、円安やバブル要因によるアジア系増客に比べて格段に少なかった[安定的富裕層]…欧州・オセアニア・北米系増客をターゲットとしたマーケティング機能の充実で、国を牽引する真の観光政策を展開すべきと考えますがいかがでしょうか。
門川大作市長(答弁)
来年度からは富裕層客国域誘致と「日本・京都」の確固たるブランド化、市認定通訳ガイドによる伝統産業ツアーなど、国を代表する上質なサービスや観光全体のマーケティング機能・戦略強化で、あらゆる市内業種と豊かな京都経済の活性化に繋げてまいります。
四年間の訴え 市民の財産に
島本京司議員(質問)
「市民税金での巨額公共事業などは、他都市の大手企業よりも市内中小企業への発注で、地域内の循環経済を活性化させ、全市民生活の潤いを!」という私の数年来の訴えが昨年11月制定の「京都市公契約基本条例」の中に結実されました。この理念と目的を実行性あるものとするための庁内技術系体制の増強と、デザインビルドやPFIといった入札・手法の改善方針をお聞かせください。
門川大作市長(答弁)
技術職独自の人材育成計画や、設計施工を一貫して担当する組織体制への見直し、大規模公共工事の可能な限りの分離分割発注などに取り組み、条例の実行性と地域経済の更なる発展に寄与させて参ります。
TPPに打ち勝つ 農林業振興を
島本京司議員(質問)
厳しい中にもチャンスの時である京都市農業の強みと利点を生かし、京野菜のブランド強化と消費啓発、若手農家や後継者課題の支援と、新たな府民税を活用した森・林業の長期的循環・保全施策が必要と思いますがいかがでしょうか。
門川大作市長(答弁)
自立農業者の支援・育成、生産施設の助成に加え、飲食・観光業とも連携した京野菜の発信・新開発や6次産業化にも努めるとともに、森林環境の整備・景観保全・市内産木材の活用促進も図って参ります。