~大切だと思うこと~
頑張りすぎていないか
考えすぎていないか
誰かに依存しすぎてはいないか
一人で抱え込んでいないか
誰かを心配ばかりしてないか
気功では極端な感情は
心身の気を損なうと考えます
怒り 憂い 思い 悲しみ 恐れ
驚き そして喜びまでも
極端であれば
気を損なうという考えです
といっても人間ですから
感情には当然波があります
波に翻弄されたとしても
自分が感情に翻弄されていると
気づく事
人体の中庸はどこにあるのか?
気功だけでなく、武芸やヨガ、
声楽などでも
「丹田」という部分を重要視し
大切にします
聞きなれた言葉ではありますが
実際どこかと問われると分からない
という方が大半なのでは
丹田の位置については説が色々ですが
私はお臍の下指4本くらい下の、
深さ9㎝位の場所だと考えています
ツボのような存在と異なり
丹田というスペースだと考えたほうが
わかりやすいでしょう
物体としてあるわけではないけど
意識することで存在する
そのような場所です
人間が2足歩行になってから
人間の気のバランスは崩れたと
いわれています
人間は、成長するにつれ
気が上りがちになります
気をつなぎ留めておく
腎の力の衰えも理由の一つですが
頭や神経を
使い過ぎているのかもしれません
物事にあれこれ考えを付け足して
ああでもない こうでもない
どんどん事態を悪く肥大させてしまう
心の不安定
心の軸が揺れてしまうと
身体の軸も揺れてしまう
年を重ねるほどに、
高血圧とか脳の病気、めまいなど
上半身の不調が増えていくのは
こういった理由もあるでしょう
気功では、「意守丹田」といって
意識を丹田に集中させます
人体の気のバランスも
中庸を求めているのです
丹田は気を貯めておく場所でもあり
しんから力を出す時は
無意識に丹田に力が入り
丹田から気を出しているのです
気の観点からみると
一番重要な場所です
心が不安定な時、イライラしてる時
つまり 幸せから離れた状態に
心の波動が落ちている時
そんな時はまず
身体の中庸=丹田を意識して
数分呼吸をしてみます
そういう意識に戻れれば
いつのまにか
本来の自分に帰る道を
見つける事が出来ます