KEIBOKUブログ(2025年1月)
新年あけましておめでとうございます!
今年も皆さん、素敵なお正月をお過ごしのことと思います。
KEIBOKUでは、2回目のカレンダー制作も無事に終わり、お申し込みいただいた皆さんには12月中にお届けすることができました。
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個性が際立った素晴らしい作品に仕上がりましたね。
きっと今ごろ、それぞれのご家庭で飾られ、輝いていることと思います。
出来上がった作品を見て、保護者の皆さんもとても喜んでいらっしゃいましたが、何より、それを書いた子供たちの満足げで誇らしげな様子が、本当に嬉しかったです。
幼児から大人の方まで、それぞれが好きな文字と好みの紙を選び、書いたものを表具店で仕上げてもらいました。その結果、まるでお店で販売されているかのような素敵なカレンダーが完成しました。
やはりプロの職人さんの手が加わると、仕上がりが全然違いますね。
この企画は大変好評をいただいているため、今年も10月ごろに実施したいと考えています。ぜひお楽しみに!
そして、今年の干支クリスタル文鎮はこちらです。
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いよいよ十二支が一巡しました。
2014年の午年からこのクリスタル文鎮をお渡ししていますが、今年2025年の巳年で十二支すべてが揃った方、本当におめでとうございます!
そして、こんなに長く通っていただき、本当にありがとうございます!
特に深く考えず、「記念になれば」と思って始めた干支文鎮ですが、とうとう私自身の干支である巳年まで来ました。そうです、還暦です。
教室をスタートしたのは志村三丁目のマンションで、あれから約20年。
現在の志村坂上に移転してから13年が過ぎました。
教室を始めた当初は、20年後のことなど全く想像もできませんでしたが、東日本大震災やコロナ禍といった社会的な出来事があったにもかかわらず、よくここまで続けてこられたと思います。
これもすべて、長年通ってくださる生徒の皆さんや保護者の方々、そして、ほとんどメンバーが変わらず関わり続けてくれている教室スタッフのおかげです。
子供たちの様子は20年前と今では大分変わりました。
また、学校や先生方の対応も、特にコロナ禍を経て大きく変化したように感じます。そんな変化を日々感じながらも、すべてが良い方向へと進んでいると信じて過ごしています。
近年、人々の価値観が急速に変化しているようにも感じますが、だからこそ変わらずそこにあるものが見直されていて、書道もその一つなのではないかと思っています。
教室の子供たちからは、「おばあちゃんが書道を習っている」とか、「両親が小さい頃に習っていた」という話をよく聞きます。
最近では、「子供の頃に習っていたから」「学生時代に書道部に所属していたから」といった理由で入会される大人の方も増えています。
こうしたきっかけで始めていただけるのは、書道が日本の伝統文化として代々引き継がれている証なのかもしれませんね。
先日、中学3年生の受験生に「受験前に休まなくて大丈夫?」と尋ねたところ、「気分転換になるので続けて来ますよ〜」と言われました。
この教室が、日々頑張っている人たちのリラックスの場になっているとしたら、とても嬉しいことです。
書道のように「道」がつくものは、結果よりもその学ぶ過程が大切だと言われています。結果を求められることが多い昨今、リラックスしながら長く続けられるものがあれば、自分を肯定しながら精神の安定を図れるので、一石二鳥ですよね。
そんな書道に関われていることに感謝しながら、また今年も皆さんと楽しく過ごしていきたいと思います。
2025年もどうぞよろしくお願いいたします!
そして気になる次回の干支文鎮ですが、ありがたいことに、「全部集めるまで書道を続けるぞ!」と、これをモチベーションにしている方も多いので、これからも変わらずお渡ししたいと考えています。
来年2026年からは2周目となりますが、皆さんが新鮮な気持ちで受け取っていただけると嬉しいです。
1月のお稽古は6日(月)からです。
また今年も変わらないKEIBOKUですが、
気持ちは新たにお待ちしていますね♪
2025.1.1
平賀敬子