KEIBOKUブログ(2024年11月)

 

 

いよいよ今年も残すところ2か月となりました。

何となく気忙しくなってくる時期ですね。

 

子供たちはハロウィンが終わったら次はクリスマス、それからお年玉〜♪と楽しそう。

そして高校生や大学生は学祭などの準備で忙しそうです。

 

KEIBOKUには字はもちろん、絵を描くのも得意な人が多いので、体育祭や文化祭のような行事ではポスターを頼まれたりなどあちこちで駆り出されているようです。

 

長年書道を習って実力がついていても、

自分の技術やセンスに自信を持っている人は少ないのが実状。

それはやればやるほど見る目も育ってきて、良いものがだんだん分かってくるからだと思うのですが、

そうなると自分なんてまだまだ‥と感じてしまうものです。

 

でも得意なことを活かせるチャンスがあれば、それが少し自信になったり、長く続けてきた自分を認めたりすることができそうなので是非そんな機会があったら思い切ってトライしてほしいです。

 

 

今まで3回実施させていただいた、都内の大学で日本語を学ぶ外国人生徒の皆さん向けのワークショップ。

そこではKEIBOKUの高校生や大学生が先生役となって毛筆の手本をその場で書いて披露したり、また作品作りの指導をしたりしています。

それも、自分たちが学んできたことを活かせる良い機会となっていて、

最初は「自分たちが教えるなんて‥」と緊張していた人たちも、現場に行って筆を持って書いているうちにだんだん普段の自分になり、落ち着いて楽しめているようです。

 

主催してくださっている大学の先生にお聞きした話ですが、参加された外国人生徒の皆さんは、自分たちが書くことより先生役のKEIBOKU生たちが筆で書いているところを見るのが一番興味深く、そして楽しかったと言われていたそうです。

半紙に現れる墨で書かれた字はもちろん、何より書いている姿そのものが美しかったとまで言っていただきました。

自分たちには分からないものですが、何年もの間続けたことが身についていて、自然な動作も美しく見えるのですね。

 

 

 

話は変わりますが、先日、中3の受験生から「書道の段は願書の資格の欄に記入できますか?」という質問を受けました。

「資格ではなくて特技や趣味の欄に書いてアピールしてね。」と答えたら本人はがっかりしている様子でした。

せっかく長年通ってきて、取得した段なのに役に立たなかった‥と、もしかしたら思ったのかもしれません。

 

でも意外なことですが、実際に受験や就活などの面接体験を聞くと、資格や部活でのことについてはあまり聞かれなかったけど、書道を長年続けてきた理由や、書道のどこが楽しいのかなど、そこを深掘りされて質問されたと言う人が多いのです。

 

趣味や特技はその人の表面には見えていない本質を知ることになるので、そこに興味や関心を持ってもらえるのかもしれませんね。

 

合格を目指して取得した様々な資格にはもちろん大きな価値があると思いますが、

現在進行形で長く続けていることにも同じく価値はあるようです。

 

そんな自分の特技が人の役に立ったり、感動してもらえるようなことがあるととても嬉しいし、続けてきてよかったなぁとあらためて思うことができます。

普段のお稽古だけでなく、KEIBOKU生の皆さんがそんな経験が出来る機会を少しずつでも増やしていけたらいいなと考えています。

 

 

これからだんだん寒くなってくると思いますが、

体調管理に気をつけながら今月もお稽古に励みましょう〜!

 

 

2024.11.1

平賀敬子

 

 

 

 

 


   

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