KEIBOKUブログ(2024年2月)

 

 

あっという間に1月も終わりました。

このペースできっとまた一年が過ぎていきそうですね。

 

 

KEIBOKUでは9日から新年のお稽古が始まりました。

クリスマスやお正月を楽しんだ賑やかな子供たち、

家事に追われて大変だった主婦の方々、

お休み明けの通勤でちょっとお疲れ気味の方々、

年末年始も関係なくお仕事されていた方々など、

皆さんそれぞれですが、

 

口々に、「久しぶりに書くことに集中して、頭がスッキリしました〜」とおっしゃっていました。

中には「書道はセラピーみたい!」と言ってる人もいたりして、

きっと書道には何かの効能?効用?効果?があるのかもしれませんが、

疲れている時に集中して書いたら更に疲れるのでは?という私の心配は必要なかったみたいでよかったです。

 

 

2月からは学年が上がって気分一新。

新学年のスタートです。

毛筆で今までひらがなの練習をしてきた2年生が3年生になっていよいよ漢字を書くようになります。

画数が増えてまとめるのが大変になりますが、

毎月新しい漢字に出会えるのはワクワクしますよね。

他には新中1が5文字を書くようになったり、中2からは行書になったりなど、

少しの変化はありますが、それ以外は学年が変わるだけでほとんど変化はないのでご安心くださいね。

 

 

そして今まさに受験本番を迎えている方々も多くいらっしゃいますが、

この受験の時期になるとよく、「書道を習っていて取得した資格をどのように願書に記入したらよいですか?」という質問を受けます。

 

書道で取得する級や段は発行する団体によって基準も違っていたりするので、英検や漢検のような公的資格ではありません。

願書を提出する学校や企業によって、その取り扱いは様々ですが、

私は長年通ってくださって実力ある皆さんには是非、そんな機会に書道を習ってきたことをアピールしてほしいと考えています。

 

資格ではなく特技などの欄になると思いますが

、取得した段はもちろんですが、スペースがあればなるべく「◯年間続けて習ってきました」ということを書くことをおすすめしています。

 

 

10年以上通っている人たちがたくさんいるKEIBOKUでは、

高校受験の特技欄に書いたところ、面接担当の先生から部長を務めていた部活動のことより書道を習っていることに興味を持ってもらったという人や、

大学への内部進学で書道に通い続けたことが考慮されて部活をやってきた人と同じ評価で加点されたり、

また企業面接では面接官と書道の話で盛り上がったりということも聞いています。

 

通っている本人たちは必死で10年以上頑張ってきたというのではなくて、書道が当たり前にそこにある感じなので、特にそれをアピールする気もなかったりするのですが、

 

これが実際には「10年間書道を続けてきました」というのは、そんな人が滅多にいないからなのかインパクトが半端ないようなのです。

 

そういう私も実は、試験を受けてきた本人たちや保護者の皆さんから毎年少しずつそんなお話を聞いてびっくりしていたのですが‥

 

字が上手とか有段者という点ではなく、長年地道に一つのことを続けてきたことが認めてもらえるって人間性を見てもらえてるみたいで、何だか嬉しいですよね。

書道は集中力と忍耐力がないと続けるのが難しいので、その辺も評価されているのかもしれませんね。

 

 

続ければメリットも色々ある書道ですが、それも好きだからこそ続けられるわけなので、

もっと書道を好きになってもらえるように、

私も皆さんと一緒に、これからもたのしんで続けていこうと思っています。

 

 

まだまだ寒い日は続きそうですが、

そしてKEIBOKUの教室は今年も寒いのですが‥

大人の方は膝掛けやスノーブーツなど⁈寒さ対策をしながら来てくださいね。

お待ちしてます〜!

 

 

2024.2.1

平賀敬子

 

 

 

 

 


   

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