KEIBOKUブログ(2023年8月)

 

 8KEIBOKUブログ

 

 

どんどん気温が上がって、

何だかクラクラするような毎日ですね。

もうこれは危険レベルではと感じる時もありますが、皆さん外出される時はくれぐれも気をつけてくださいね。

 

 

KEIBOKUではいよいよ一年に一回の昇格試験の時期がやってきました。

試験といっても一発勝負というわけではなく、書道の場合は何回も練習した中から一番良い作品を提出すればいいので、緊張することもなく普段のままのお稽古で大丈夫です。

 

子供たちも、いつもはあまり〆切や結果を意識することなく取り組んでいるのですが、やっぱり昇格試験となると少し気持ちが変わるようです。

「いつまで練習できるの?」とか「何回書けるの?」など質問されることもあります。

それぞれが目標を持って取り組むことができる昇格試験は本気を出せるよい機会だと思います。

大人の方々にもお渡しする手本と動画が出来上がりました。

今月から練習が始まりますが、提出までまだ2ヶ月以上あるのでゆっくり書き進めていきましょうね。

 

 

さて先日、シンガポールから通信でお稽古を続けてくださっているSさんがお仕事で来日されるということで、KEIBOKUの皆さんと一緒に歓迎会を開きました。

Sさんはコロナ禍で郵便事情がよくない時も休むことなく作品を送ってくださり、どんどん上達されて昨年は書道生活の教師試験にも合格され、今年は謙慎展にも出品されました。

最近では作品を送っていただいてもほとんど添削するところはないくらいなので、どの様に返信したらよいか私の方が困っているような状況です。

この機会に日本にいる同じ志を持つ仲間の皆さんと実際に会って色々話しをしてもらえれば、より書道が楽しくなるのではと思ったのですが、

こんな風に集まること事態が本当に久しぶりで話が全然尽きず、盛り上がったままあっという間に3、4時間ほどの時間が過ぎてしまいました。

 

Sさんは最近、お仕事関係の取引先から飲料製品の漢字デザインを依頼されたそうで、

その作品を見せていただいたのですが、海外で毛筆の書が一般の人々が手に取る飲み物のデザインとなって発売されるなんてすごいことですよね。

趣味とはいえ、いつも真剣に書道に取り組んでくださっているからこそお仕事と繋がったのだと思います。そんな素敵なお話しを聞くことができて私も本当に嬉しかったです。

そしてそのSさんからは教室の子供達にシンガポールのお菓子をいただき、皆さんにお配りさせていただきましたよ。

 

 

Sさんを囲んでの楽しい会の翌日から、我が家にはイギリス人の友人が滞在していたのですが、

彼女は日本の大学に研究員として来日中で、そのパワフルな行動力で日本中を飛び回っていて、我が家にいる間にもこなしている仕事や研究の量が半端なくて、同じ人間なのか??と思うほどでした。

 

国も言語も超えて、自分のやりたい事に集中している人たちから発せられるエネルギーは本当にダイナミック。

連続でそんなパワーをたくさん浴びたので、

私も暑い暑い‥などと毎日弱音を吐いてないで色々と頑張らねばと思いました。

 

 

皆さんも夏休みにしかできないようなことを体験したりして、たくさん楽しい時間を過ごしてくださいね。

 

 

そしてKEIBOKUは夏休み中も普通にやってますので忘れないように。

予定をチェックしてちゃんと来てくださいね〜

お待ちしてます!

 

 

 

2023.8.1

平賀敬子

 

 

*9月のKEIBOKUブログは都合によりお休みさせていただきますのでご了承ください。

 

 

 


   

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