KEIBOKUブログ(2023年6月)

 

 

雷や突風や豪雨‥

何だか落ち着かない5月でしたね。

特に久々の早朝地震アラートは怖かったです‥

 

最近は学校行事や部活なども通常になったみたいで、学生の皆さんも充実した毎日を過ごしているようです。

大人の方々もそれぞれ忙しそうにされていて、

コロナ前の生活に徐々に戻ってきたように感じています。

 

マスクも多くの方々がはずし始めて、久しぶりの素顔での会話は表情が見えるので、気持ちが通じやすくて安心感があります。

コロナ禍の中で入会された方々とは「はじめまして」と言ってしまいそうなぐらい印象が変わる方もいて、あらためて長かったこの3年間を実感しています。

 

大人にとっての3年は、子供たちにとってはその何倍もの長い時間だったと思うのですが、

その間、感情をあまり出すことなく、静かに頑張った子供たち。

これからはもっと子供たちのにぎやかな声が響く普通の生活になればいいですね。

 

そしてそんな世の中の影響を受けて、もしかしたらみんなの書く字も変わってくるかも‥と期待しています。

人が書いた字にはその時の感情や気分が表れるので、のびのびと元気でたくましい作品が増えそうです。

 

 

 

KEIBOKUではこの3年間、クラスを少人数にして時間指定制でお稽古を続けてきました。

皆さんにはお休みや振替の連絡などいつもご協力いただき本当に感謝しています。

 

今後も引き続きこの体制のままとなりますが、決まった曜日、時間でのお稽古は習慣化されやすいからかお休みされる方が少なくなり、

また休まれてもきちんと振替で来られたりするので書く量が安定して、その結果作品の出来上がりもよくなってきているように感じています。

 

最近は高校生になると私と直接LINEでのやり取りをしていて、お休み連絡や振替の希望などみんなまめに連絡をしてくれるのですが、

テストや受験のための勉強、そして部活のスケジュール管理や調整をしっかりしながら書道に通うことも習慣化しているってすごいことだなといつも感心しています。

 

 

そして大人の方々の中には教室で書くだけではなくご自宅での練習を習慣化されている方々もいらっしゃって、さらにすごいと思うのですが、

 

朝起きたらまず筆を持つ、という方は、

起きたてのぼんやりした頭がシャキッとしてやる気が出るそうです。

まるでコーヒーのカフェインのような作用ですね。

 

また別の方は、毎日昼食の後には書道、と決めていて、昼食後のゆったりして眠くなりそうな時間を書道にあてて、一日のリズムをそこで整えると言われていました。

それもやっぱりカフェイン効果?

 

そして夜、お子さんが寝た後は書道、という方は多くいらっしゃるのですが、

自分だけの世界に入っていくことで気持ちが落ち着いて一日の疲れが取れるそうです。

 

習慣化することがとても上手な方々は上達も速いし、何より生活の中に書道を取り入れてくださっていることがとても嬉しいです。

 

 

6月は祝日がなくて1カ月が長く感じそうですが、その反面1年で一番じっくりと物事に取り組める時期ですね。

雨の音でも聞きながら、書道でリラックスしてもらえたらと思います。

また今月もお待ちしてますね♪

 

 

2023.6.1

平賀敬子

 

 

 

 


   

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