KEIBOKUブログ(2023年3月)

 

 

 

 

2月もやっぱり‥あっという間に過ぎましたね。

 

雪が降ったり、急に暖かくなったりと寒暖差が激しいのは春が近づいている証拠でしょうか。

 

もう卒業式の練習が始まっている学校もあるようで、また出会いや別れの季節がやってきましたね。

 

 

KEIBOKUでも先月から体験のお申し込みが増え、新しい出会いが始まっています。

そして進級や進学などで時間変更を希望される方も多くなっています。

少人数で固定制のためなかなか調整が難しい時間もありますが、なるべくご希望のクラスに入っていただきたいと思っていますので今しばらくお待ちくださいね。

 

 

ちょうど3年ほど前から固定制のクラスとなりましたが、激動だったこの期間、大人の方はもちろん子供たちも学校行事や部活もあったりなかったりで落ち着かないことが多かったですよね‥

「コロナ禍で不安定な日々なので、同じ時間に同じ場所へ通うことが心の支えになっているような気がします。」とおっしゃってくださった方がいましたが、

時間が決まっていることで、ルーティン化しやすくなり、逆に以前より休むことなく熱心に通ってくださる方が多くなり、静かな熱気に溢れる教室となりました。

 

 

世の中がだんだん普通に動き始めたように感じる今、この環境もまた少し変わっていきそうですね。

これからはきっと学校生活やお仕事も忙しくなってくることと思います。

普通の生活を思いっきり楽しんでくださいね。

そして無理のない程度で、是非書道も続けてもらえれば嬉しいです。

 

就職やご結婚、大学入学などで遠くに行かれる方でも今は通信で続けていただけるようになりました。

毎月の手本を動画を見て確認しながら書いていただき、作品をLINEで送ってもらい添削して、

そして出来上がった作品を競書誌に出品しています。

海外にお住まいの方や、国内でも通うことが難しい方々はこの通信添削の方法で学び続けてくださっています。

状況が変わっても続けていくのは大変なことだと思うのですが、

それでも毎月作品を送ってくださる方々から私の方が大きなエネルギーをいただいています。

 

この1月にご出産された方も、しばらくは休会されるのかなと思ったら、結局毎月休むことなく課題を提出されて驚いています。

彼女は予定日近くまで通ってこられていて、

その時に出産後どのように書道を続けていくかの計画をお話しされていました。

普通だったらとりあえず休んで、そして落ち着いたら考えよう‥となりそうなところですが、

これからのことをしっかり話す彼女がとても頼もしく見えました。

そんな強い意志が何でも可能にして、現実を作っていくんだということを、実際に今育児を楽しみながら、そして自分のやりたい事にも挑戦していく彼女を見て感じています。

 

 

私は書道は続けてこそ意味があるもので、

頭で考えたり、小手先の技術ではどうにもならないと思っていますので、

少しでも長く皆さんに続けてもらえるように出来る限りのお手伝いをしていきたいと考えています。

書道が生活の一部になって、生き甲斐の一つになってくれたらこれほど嬉しいことはないです。

 

 

 

もうすぐ春。

色々気持ちが揺れる時ですが、

穏やかな時間をKEIBOKUで過ごしてください。

今月もお待ちしてますね♪

 

 

 

2023.3.1

平賀敬子

 

 

 


   

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