KEIBOKUブログ(2022年6月)

 

 

雨の日が続いた5月でしたね。

寒い日も結構あって、結局教室にあるヒーターを片づけることは出来ないままでしたが‥

ここ2、3日は今度は急に暑くなったりして、昼間は冷房、夜は暖房‥と何だか温度調節に忙しい日々です。

 

 

林間学校や運動会など、今まで出来なかった学校行事も再開されたようで、大分活気が戻ってきましたね。

まだ小規模での運動会のようでしたが、近所の学校の校庭から響いてくる子供たちの歓声が何だか懐かしくてじわぁと感動してしまいました。

 

 

そして中高生の部活も通常モードになってきたようで、試合に出場した話を聞いたり、

またお仕事をされている方々からは満員電車での通勤の大変さをうかがったりもするようにもなりました。

 

以前の生活が戻ってくるとそれはそれで皆さん別の問題や悩みが出てくるみたいですね。

夜も遅い時間になると教室が悩み相談室のようになったりすることもあります。

 

みんなそれぞれ悩みやストレスを抱えながらも日々の生活を一生懸命頑張っているので、

せめて書道の時間は嫌なことを忘れて一瞬でも「無」になってもらえればと願っています。

 

先日、最近入会された大人の方が、

「こんなに集中したのは久しぶりで、何だかスッキリしました。」と言われていましたが、

短時間の集中はよい気分転換になって「心」に効くのかもしれませんね。

 

そういえば少し前に教室の高校生が「書道の心理効果について研究をしたいです。」と言っていたのですが、ぜひとも解明してほしいところです。

 

 

そしてそんな書道効果に気づかれたのか、今年になってからKEIBOKUへのお問い合わせが増えてきて書道の人気がじわじわ高まっているように感じています。

 

 

お子様でも以前は「鉛筆で書く字がきれいになってほしいのでまずは硬筆からお願いします」という保護者の方が多かったのですが、最近は「書道に興味があるので毛筆を体験させてみたいです。」という声が断然増えて嬉しいかぎりです。

 

 

書くこと自体すごく集中力を必要としますが、筆で書くのはまた特別。集中力を高めるのに書道はもってこいだと思いますよ。

 

 

 

隔離生活が終わってまた人と人が関わり始めると、様々な問題が生じてストレスになったりもしますが、

それもまた人間らしくて自然なことです。

その状況の中で色々な気付きがあって、気持ちが救われることがあったり、希望が見えたりしてくるのだと思います。

 

でも上手にストレスを手放さないと知らない間にどんどん蓄積されて心や身体の負担となってしまいます。

 

 

解消方法として、「目の前の事に没頭して意識を集中する時間を作る」のがとても効くそうなので、

書道に限らず、そんな状態を作れる趣味やたのしみを持つことが必要ですね。

 

 

今徐々に動き出したこの現実の中で、自分のストレスと上手く付き合いながら、無駄な我慢をせず、いつも気持ちをラクにして生活していきたいものです。

 

 

 

 

 

これからはまたしばらく雨の日が続くかもしれませんが、雨の日はスタンプ2個!

お得なのではりきって来てくださいね。

 

それから新着情報にも書きましたが、KEIBOKUではマスクの着用は任意です。

したい人もはずしたい人もそれぞれ自由に、

自分の心と身体を大切にして過ごしましょうね。

 

 

 

 

2022.6.1

平賀敬子

 

 

 

 


   

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