KEIBOKUブログ(2022年3月)

 

 

東京では二度の大雪予想も見事にはずれて、子供たちはがっかり‥、大人はほっとした2月でしたね。

日もだんだん長くなってきて、昼間は暖かい日もあったりして、春がもうそこまで来ているのを感じる今日この頃です。

 

 

 

 

KEIBOKUでは2月から学年が上がり、新学年でのお稽古となりました。

「え〜、まだ◯年生なのに〜」とか言いながらも、

何だかみんな嬉しそうに、いつもとは少し違う課題に取り組んでいました。

やっぱり新しいことが始まると新鮮な気分になりますよね。

書道のお稽古は同じことをコツコツと繰り返すことが多いので、急に何かが大きく変わったり、難しくなったりすることもほとんどないのですが、学年が上がる時は少し変化があって、それも楽しいですね。

 

 

 

 

そして一般部の大人の方々はというと、

学年が上がるというようなこともなく、同じパターンでのお稽古なので刺激は少ないと思いますが、

みなさん本当に地道にお稽古を続けてくださっています。

 

いつも休むことなく通って来られてしっかり時間内で課題を仕上げる方、

ご自宅で毎日時間を決めて書くという素晴らしい習慣を作っていらっしゃる方、

忙しい中でも競書誌の〆切までに課題を仕上げて提出することを目標にされている方、

等々、それぞれがご自分のペースで取り組んでいらっしゃいます。

 

 

 

KEIBOKUでは毎月の半紙練習として、競書誌「書道生活」の課題、楷書、行書、草書、隷書の4書体と古典の臨書に取り組んでいただいています。

上級クラスの方々は更に半切に2行と1行、それから扁額作品が加わります。

結構なボリュームですが、皆さん時間を有効に使って集中しながらサクサクと仕上げられています。

 

 

 

そんな大人の方々のお稽古を見ているからか、

最近は高校生や大学生の取り組み方が変わってきました。

 

幼い頃から長年続けている人たちなので、毎週のお稽古はどうしても小学生の時からの延長のようになりがちです。

決められた枚数を書いて添削してもらって時間がきたら終わり‥という感じだったのですが、

ここ1、2年でみんなの意識が変わり、仕上げようという真剣さのスイッチが入ったようです。

 

元々体で覚えた筆を扱う技術があるので、

意識が変わると作品もみるみるグレードアップしていて、今では書いている本人たちも自分が進化したことに気づき、表現することを楽しんでいるようです。

 

 

 

作品を完成させるためには、こんな風に仕上げようという目標のようなものがなければ何枚書いても同じで、自分の思いをどれだけ込められるかは作品の良し悪しに大きく影響します。

 

 

限られた時間と枚数の中で、目標に近づくために一生懸命取り組んでいるみんなの様子を見ていると本当に大きな成長を感じます。

 

 

 

長く続くコロナ禍でもKEIBOKUでは多くの高校生や大学生がお稽古を続けてきました。

こんな虚しい時期であっても書道に真剣に取り組んだ時間があったことを誇りのように思ってくれたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

さて、これから花粉が本格的に飛んできますね‥

花粉症の私にとってはつらい日々になりますが、

ウイルス対策にはなっていないマスクも、花粉にはとても有効なので、マスク嫌いももうしばらく我慢です。

 

 

そして、今月から5才〜11才の子ども達にもワクチン接種が開始されるようですが、

板橋区のホームページを見ましたらこのような記載がありました。

 

 

↓↓↓

 

 

 

努力義務の適用除外について

 

「努力義務」とは、感染症の発生やまん延を予防するために「接種を受けるよう努めなければならない」という予防接種法の規定です。四種混合、MR(麻しん風しん混合)、日本脳炎、BCG、水痘(水ぼうそう)などのお子さんが受ける予防接種にも努力義務が適用されています。

 

努力義務は「義務」とは異なります。接種は強制ではありません。ご本人と保護者が納得した上で接種していただきます。

 

現時点で、5歳から11歳までの方に対する新型コロナワクチン接種について、予防接種法上の努力義務は適用されていません。適用されていない理由は、(1)小児におけるオミクロン株の感染状況が確定的でないこと、(2)オミクロン株については小児における発症予防効果・重症化予防効果に関するエビデンス(科学的な証拠)が十分でないこと、の2つがあげられています。5歳から11歳までの方に対する努力義務については、最新の科学的知見を踏まえて、国が引き続き検討することになっています。

 

接種するメリットとデメリットを考慮いただき、接種を受けるご本人(お子さま)や、かかりつけの小児科医ともよくご相談のうえ、接種を受けるかをご判断ください。

 

(板橋区ホームページより)

 

 

 

強制ではなく、また義務でもなく、さらに努力義務の適応も除外ということなので接種の必要はないのでは?と思いますが‥

保護者の皆様にはお子様の健康のためにどうかくれぐれもよくお考えいただきたいです。

 

 

 

 

色んなことがありますが、また今月も緩やかに乗り切っていきましょう〜!

 

 

 

2022.3.1

平賀敬子

 

 

 

 


   

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