KEIBOKUブログ(2021年のご挨拶)

 

2021年のご挨拶

 

 

何だかものすごいスピードで過ぎていったような1年が終わりますね。

 

 

昨年は教室を閉めてお稽古もお休みせざるを得ない状況が続きましたが、

その後体制を変えて新たなスタートとなりました。

皆様のご協力のおかげでこのスタイルも定着して、

今年は教室を休むことなく、最後まで予定通りお稽古を続けることができたのは本当に有り難いことだと思います。

 

 

 

まだまだ世の中は不安定で、これからも何が起こるか予測できないような感じですが、ただまわりに流されるのではなく、一つ一つよく考えながら乗り越えていかなくてはと思う今日この頃です。

 

 

 

落ち着かない日々だからなのか、

KEIBOKUでは最近、特に集中して取り組まれている方々が多いように感じています。

そんな中、書くことに集中するあまり、前のめりの姿勢になり、書いている字だけを見ている方が時々いらっしゃるのですが、

そこだけを見るのではなくもっと目を離して遠くから全体を見るようにとアドバイスさせていただいています。

そうすると前後、左右の関係もよく見えて、もっと自然な流れとまとまりがある作品を書くことが出来るようになるからです。

 

 

 

いつも思うのですが、世の中で起こっていることも同じで、テレビや新聞という限られた中での情報や、自分のまわりだけを見ていないで、もっと大きな視点を持って全体を俯瞰して見たり、違う意見にも耳を傾けてみたりすると意外に今まで見えていなかったことが分かってくることもあるのではないでしょうか。

 

 

 

とくに小さなお子様のいらっしゃるご家庭では色々とご不安もあることと思いますが、今はお子様の健康をとにかく第一に考えてほしいと思います。

専門家でも何でもない私が言うことではないのかもしれませんが、

今年のワクチン接種が始まってから具合が悪くなってお休みされる方がとても多くなりました。

特に多くの子供たちから接種後の副反応のつらさなどを直接聞いていると、この状況にとても違和感を感じ、いたたまれない気持ちになってしまいます。

 

 

各ご家庭で考え方は様々だと思いますが、

子供たちにはいつでも元気でいてほしいという気持ちは同じなので、本当は何が必要で何が不要なのかを今一度考える大切な時ではないかなと思います。

 

 

 

こんな状況であっても2021年は皆さんと書道を通して繋がり、とても充実した時間を過ごさせていただきました。

1年間KEIBOKUに関わってくださった全ての皆様に心から御礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

 

2022年も一回一回のお稽古はその時限りの大切な時間ということを肝に銘じながら、皆さんと一緒にたのしく書道に向き合っていきたいと思います。

 

 

また1月から教室でお待ちしています!

どうぞ皆さま良いお年をお迎えくださいね。

 

 

2021.12.26

平賀敬子

 

 

 


   

過去の掲載分はこちらから