KEIBOKUブログ(2021年4月)

 


ついこの間新年を迎えたような気がしますが、もう4月〜!
早いですね〜
ぼやぼやしてると一年が終わってしまいそうです。

 

 

そしてこの春卒業、入学を迎えられた皆様、おめでとうございます。
大変な一年を乗り越えての新しい門出になりますね。
きっとこれからたくさんの出会いが待っていると思います。
どうか一日一日を大切に、たのしく過ごしてくださいね。

 


さてKEIBOKUでは3月中、小学校入学を控えたお子様やテレワーク中の大人の方からの体験のお申し込みをたくさんいただきました。
このご時世にお問い合わせいただけることは本当にありがたいことです。

 

でもタイミングが合わないとなかなか体験の日程が決まらず…ということもよくあるのですが、たまたま翌日のクラスに空きが出て早速体験に来られることになった方がいらっしゃいました。

 


在宅勤務をされている時にふと「昔やっていた書道をもう一度」と思われたそうです。
高校で書道部に入られてたとのことですが、お若い方なのでそれもついこの間のこと?な感じ。
とても綺麗な字を書かれていました。

 

KEIBOKUでは基本的には1か月の無料体験をしてからご入会を検討していただいているので、その事をお伝えしたらびっくりされて「1回で決めなくてもいいのですか??」と言われながら久しぶりの書道をたのしまれているようでした。

 

そして2回目の体験を終えられたころ、ちょうど緊急事態宣言が解除となり、その方がお勤めの会社では在宅勤務から出社へと切り替えが始まったそうです。
体験をこのまま続けることが難しい状況となったとのことで、予約キャンセルのご連絡をメールでいただきました。

 

残念ではありますが、事情が変わられたのですから仕方のないことで全く問題ないのですが、
実はその時にその方からいただいたメールがとても素晴らしくて私の気持ちを和ませてくれました。

 

今回は入会を見合わせるという内容なのになぜか読んでいてほっこりしてしまいました。
体験に参加されたことに対するお礼と、その時に感じたことや今の状況などが短い文章にまとめられていたのですが、事情が良く分かり、また私への気遣いが伝わってくる素敵なメールでした。

 

少し関わっただけなのにこんなメールを送ることができるなんて、きっと日頃から人の気持ちを考えて言葉を選んでいらっしゃるのだろうなぁ、お若いのにすばらしい…
というか年齢は関係ないですね。

 

最近は実際に会って人と交流することがほとんどなくなり…
連絡を取り合うこともめっきり減り、たまにする連絡もメールやLINEなどを通してのみということが多くなりました。

 

面と向かって話せば本当の気持ちをスムーズに理解し合えるのですが、
メールなどでは微妙なところで思いが上手く伝わらずもどかしいことがよくあります。

 

そしてさらに今は二極化の時代⁈などと言われていますが、こんなにも不安定な状況の中、それぞれの考えが違っているかもしれないので、なかなか本音で話すことも難しい…

 

そんな小さなことが積み重なって、知らない間に今までとは違う人間関係のストレスになっているような気もします。

 


きっとまた人が集い、たのしいコミニュケーションが復活する日がくると信じていますが、それまでは離れていても人間同士ご縁があった方との間に溝ができることがないようにしたいですね。

 


書道も書かないでいると本当に書けなくなってしまいますが、
優しい言葉も使わないと使い方を忘れてしまうかもしれないので出来るだけ意識するようにして。
会えない時も相手を慮る気持ちを大切に、あたたかく優しい言葉で思いを伝えていきたいものです。

 


いよいよ新生活がスタート。
だんだん忙しい日々になりそうですが、
今月も書に向かい、心が落ち着く時間をみんなでたのしみましょうね♪♪♪

 

2021.4.1
平賀敬子

 

 


   

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