KEIBOKUブログ(2021年1月)

 


皆様明けましておめでとうございます。
本年もKEIBOKUをどうぞよろしくお願いいたします。

 

昨年は色々なことが大きく変化した年でしたね。
感染防止のために会社にお勤めの方々がテレワークでお仕事されるようになったり、学生もオンラインでの授業になったり、ソーシャルディスタンスが強化されて、マスクに消毒、検温が日常になり‥

 


今まで生きてきた中で、こんなに急激な変化は経験したことないのでさすがに戸惑い、不安に思うこともたくさんありました。
時間の流れ方もなぜか変わったように感じ、12月には「えっ?今年がもう終わるの??」と多くの方々がおっしゃっていました。
本当に不思議な2020年でしたね。

 


自粛期間中KEIBOKUでは、水書き書道に取り組んでいただいたり、LINEを使って添削指導させてもらったりと新しい方法にチャレンジしました。
保護者の皆様のご協力のおかげでたくさんの作品を送っていただき、添削したりコメントすることがとても楽しくやりがいのある日々でした。

 

そして6月、教室再開した直後は何だか緊張感につつまれていて、みんながぎこちないような感じでしたが‥
半年がたち、雰囲気は少し変わりましたが、それでも元の活気あるKEIBOKUに戻ったように思います。
オンラインでのやり取りもいいのですが、やっぱり書道は対面でなくちゃ‥とつくづく感じる今日この頃です。

 


大人でも子供でも会って話して、同じ時間を共有することで気持ちが和み、それを続けてそこが自分の居場所になっていきます。
特に子供たちには家の中だけではなくて、どんどん外に出て自分の居場所をたくさん見つけてほしい‥
色々な制約があってまだ厳しい状況ではありますが、人と人が交流する場所と時間だけは無くしてはならないと思います。

 

そしてこんな状況だからこそ‥‥人生を変えている方々が一般部にはいらっしゃいます。
コロナがきっかけとなって書道を学ぼうと決心され入会された方々や、こんな時だからこそと初めて書道の展覧会に出品を決意された方々です。

 

嵐が通り過ぎるまでじっとしてよう‥と誰でも思いそうな状況なのにもかかわらず、新しいことに挑戦して大きな前進をされている皆さんは本当にエネルギッシュですごいと思います。
中には今年はもう年末年始も書道!‥とおっしゃってる方も(^^)

 

コロナが終わったら‥
もっと状況が落ち着いたら‥
と先延ばしにしている間にどんどん時間は過ぎていくので、どうせなら反対にそれをきっかけにして新しいことにチャレンジしてみるのもいいですよね。
後で振り返った時に、大変だったけど充実した時間だったなぁと思えたらちょっと(大分⁈)得した気分になると思います。

 

‥‥‥‥‥‥‥

 

それはそうと‥去年の12月中、KEIBOKUの入り口ドアが壊れて、出入りすることがスムーズに出来なくなってしまい、皆さんには大変ご不便をおかけいたしました。


古い建物なので劣化から動かなくなってしまったみたいなのですが、それにしても入り口が開かないなんて‥(そもそもそれは入り口ではないのでは?と途中思ったりもしましたが‥)


そして開いても今度は閉まらないなんて‥


皆さん教室の前に立って、えっ??ってびっくりされましたよね‥


ちょっとやそっとでは動かないドア、
業者の方にも見ていただきましたが、すぐにはどうにもならないと言われ‥


皆さん一人一人が来られる度に必死で開け閉めしていたのですが、
教室のドアに張り付く私の姿は外から見ても中から見ても怖かったと思います‥
そして教室最終日には体中が半端ない痛みに‥(;_;)

 

でも教室に来られた方全員に入っていただき、帰られる方全員に無事出ていただくことができて、あたりまえのことなのに‥なぜかものすごい達成感を得ることができました(^^;


ドアが開くのも閉まるのもあたりまえじゃないなんて‥
もう本当に今や何が起こるか分からない世の中、あたりまえは通用しませんね。


少々のことには動揺せず、何とかなるの精神で乗り切っていくしかないようです。

 

KEIBOKUのドアはもちろん業者さんが修理してくれることになりましたのでご安心を。

そして今年も日々のあたりまえに感謝しながら‥
書道をみんなでたのしみましょうね!

 

また1月12日(火)からKEIBOKUでお待ちしてます!!

 


2021.1.1
平賀敬子

 

 


   

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