KEIBOKUブログ(2020年6月)
長い長い自粛生活がようやく終わりましたね。
‥と言ってもこんなに自粛自粛と言われ続けた身としては、いくら「解除です」と言われてもいきなり飛び出す気力もなく、まだ緊張感もあり、何とも複雑な気持ちです‥(^^;
これから世の中は少しずつ動き始め、人々の気持ちもだんだんと落ち着いてくるのでしょうか‥
これだけすごいことが起こってしまうと、それは時間がかかるかもしれませんね。
皆さん、とにかく無理しないでゆっくり、ゆっくりいきましょうね。
さて、3月、4月、5月と何と3か月も休室となってしまったKEIBOKUですが、さすがに休室3か月目になる5月は色々な動きがありました。
4月から始めたLINEでの添削はどんどん増えて、もう何百枚なのか数えられないほどになりました。
中には100枚以上の作品を送信してくれた人も何人かいたりして、嬉しい忙しさになりました。
やらざるを得ない状況になって始めたことですが、実際やってみると色々気づいたことがありました。
まず、郵送でやり取りをするよりスピーディーに添削ができること。
大人の方なら郵送も色々良い点がありますが、子供の場合は保護者の方の負担もありますし、書いてすぐ結果を聞いたり見たりできた方が「また頑張ろう!」という気持ちになって、それがモチベーションの維持につながるように思いました。
それから前々から伝えたかった子供たちの書く作品の素晴らしさを、保護者の方々にも理解していただけたこと。
中にはご家族全員で毛筆や硬筆の課題に挑戦された方々もいらっしゃいましたが、皆さん「子供にたくさん注意されてしまいました‥」とか、「ひらがなだから簡単かと思ったら、全然書けませんでした‥」などと言われていて、普段子供たちがどれだけ一生懸命頑張っているかを思い知って(⁈)いただけたようでしたね(^^;
子供たちが書いたそれぞれの作品の良さを、今まで保護者の皆さんに伝えきれていなかったのは私の責任ですが、今回はここぞとばかりに、どこがどのようにいいのかをたくさんお伝えしました。
そんな風に保護者の皆さんといつもより多くのコミュニケーションを取れたのもとても嬉しかったことです。
でも普段は私たちが教室でやっていることをご自宅でやり続けていただくのですから、本当に大変だったと思います。
皆さんには感謝状を贈呈したいくらいです。
ありがとうございましたm(__)m
LINEでのやり取りでこんなに上達するのなら、もう教室に来なくても大丈夫じゃない??と思うほどの子たちもいましたし、中学生や高校生は私と直接LINEのやり取りをしながらこの3ヶ月の間も実力の維持、レベルアップをしていて、教室に来るだけが書道のお稽古ではないかも‥などと思ったりもしました。
それからもう一つやってみたことは、月例の手本書きを動画に撮って皆さんに見ていただいたことです。
一般部の半切の手本書きは毎月動画を撮ってもらって上級クラスの方々の参考にしていただいているのですが、自分で自分が書いているところを撮るのは初めてのこと。四苦八苦しながら何とか撮り、アプリを使っての編集‥パソコンは全く使えないので、もちろんiPhoneで。
何だか見づらいものになってしまいましたが、教室に来れない皆さんの参考に少しでもなれば‥と思いチャレンジしました。
今回は「新緑」が課題にあったのですが、この毛筆での書き方の説明が難しい「いとへん」をとてもうまく書けていた5年生がいたので聞いたら、「動画を参考にして練習しました!」と言われてとても嬉しかったです。
頑張った甲斐がありました。
教室が休みでも、何とか皆さんに筆を持ってほしくて、あの手この手でやってみましたが、
このようなご自宅での自主練習で、5月は約半数の皆さんが書聖誌の方にも出品することができました。
ご協力いただいた皆様本当にありがとうございましたm(__)m
それから、「ぜひ自宅でもやらせたいのですが、仕事が忙しくて‥」というご連絡もたくさんいただきました。
もちろん、こんな大変な時もお仕事をされている皆さんのことを、私も心から応援していましたから全然大丈夫ですよ!
この3か月間ご自宅では練習することが出来なかった方々からも、先日教室再開の連絡をした時に「待ちに待った再開、嬉しいです!」と言っていただき、涙がでるほど嬉しかったです。
また学校や他の習い事との予定を合わせるのが難しく残念ながら退会を‥と言われていた方々からも「子供がどうしても行きたいと言ってるので、やっぱり行かせます」と言っていただき、これまた泣くほど嬉しかったです。
それぞれ状況が違っても、本当にみんなが一生懸命頑張った3か月でしたね。
私にとっては長い間準備を進めてきたイギリスでのイベントがなくなり、ショックで立ち直れないほどだったところに、教室まで休まなくてはいけなくなり、先が見えなく、これから一体どうなってしまうのだろう‥と不安でいっぱいだった2ヶ月前。
それでもまたこうして教室を再開することができ、生徒の皆さんと会えることが今は嬉しくてしかたありません。
まだまだ予断を許さない状況ではありますので、今までのように自由な時間にみんなで集まって楽しくお稽古をする‥という訳にはいきません‥
少人数制、曜日、時間も固定という制約が出来てしまいましたが、そんな中でも書道のたのしさをあらためて感じていただけるように頑張りたいと思います。
継続は力なり‥何でも続けることが一番大切だと思っていますので、もしまた教室ではお稽古ができないような状況になったとしても「KEIBOKUリモート書道」⁈にさっと切り替えて中断することなく、続けたい方々がそのまま続けられるように、今後はさらに態勢を整えていきたいとも考えています。
そして最後になりましたが‥
手本をお渡ししただけでほったらかし状態だった一般部の皆様‥本当に申し訳ございませんでしたm(__)mm(__)m
優秀な方ばかりなので、皆様、何も言わずただ自学自習で3ヶ月間書き続けてくださいました。
それにひきかえ私は、自分自身の稽古が出来ないまま過ごしてしまったことをとても後悔しています。
皆さんに負けないようにもう一度しっかり勉強しなければと思っています。
またこれから一緒に頑張りましょうね!
よろしくお願いします!!
2020.6.1
平賀敬子


