KEIBOKUブログ(2019年8月)

 


今年は梅雨が長くて、しかもひんやりした日々が長く続きましたね。
大人にとっては暑い日々より身体がラクで助かりましたが‥(^^;
子供たちはプールに入ることも出来ず、何だか物足りない感じだったようですね。

でもでもいよいよ本格的な夏がやってきたみたいです。
暑さにマケズ今月もお稽古頑張りましょう〜(^^)

 

 

さて4月から7月までの間、KEIBOKUではたくさんの方々が教室体験に参加してくださいました。
幼児、低学年のお子様が多かったので、保護者の皆さまからは体験中にいろんなご質問をいただきました。

 


その中である保護者の方からは、
「とりあえず、鉛筆で字を書けるようにしたいのですが、毛筆まで習った方がよいのでしょうか?」というご質問がありました。

やはり先に鉛筆で字が書けることの方が必要ではないのかな?って思われる方は多いようですね。

 

KEIBOKUでは硬筆、毛筆両方を毎回お稽古していて、その中でも毛筆により多く時間を取るようにしています。
特に幼児、低学年のお子様には毛筆をおすすめしています。

 

毎月の硬筆課題は、幼児から小2までは16文字ぐらいの文章なのですが、これをしっかり書くと一枚でもへとへとになるくらい大変です。

 

実際にお子様と同じ課題を試しに書かれた保護者の方は、
「こんなに大変だとは思いませんでした‥」とおっしゃっていました。一文字一文字をお手本を見ながら丁寧に書くと大人の方でも本当に大変なんです。


そして鉛筆を持つには指の力が必要になるので、KEIBOKUでは硬筆課題をたくさん書くことはありません。
毎回硬筆用紙に1枚か2枚の練習となります。

 

でも毛筆に関しては、指の力を使うのではなく腕を動かして書くので、まだ小さいお子さまでも楽に書けますし、トメ、ハネ、ハライなど字を書く上での基本的なことを身体で体感して覚えることもできます。

そして何より勉強の延長のような鉛筆の練習より、筆と墨を使って大きな字を書いている時の方が子どもたちはとても楽しそうです。

 

 

また別の保護者の方からは、
「小さい時から毛筆を習って上達しますか?」
というご質問もありました。


個人差もありますし、それぞれのお子さまで伸びる時期も違い、今習い始めてすぐに上達するかどうか‥それは分からないのですが‥
「上達してほしい」と思われるのなら、本人が「上達したい」と思った時にスタートするのが一番だと思います。
早く始めた方が上手くなるという訳でもないですし、本人がまだ興味を持ってない時に通う意味があるのか??と言ったら、それはないように思います(^^;


KEIBOKUでは「上達する」ということより「字を書くことが好きになる」ということを優先しています。
これから字は一生書いていくのに、書くことが嫌いになっては大変‥
書くことが楽しくて好きになれば必ず誰でも上達しますので。


そんなわけで‥
急がば回れ??
的な感じですが、
鉛筆できれいに書けるようになるために毛筆を習うことは、遠回りになるかもしれませんが必ず役に立つと思います。
そして上達は書いた枚数と書いた時間に比例するので、早く始めたから良いというわけではなく、どれだけたのしい気持ちで続けられるかで差が出るのだと思います。

 

KEIBOKUはご本人が「たのしいから続けたい!」と思われてからご入会いただけるように無料体験期間を一か月としています。
一か月あるとKEIBOKUの良いところも悪いところも見て感じていただけるのではないかなと思うからです。


9月からまた無料教室体験が始まります。
ご予約受付中なのでお気軽にお問い合わせくださいね。
8月中は出来ればメールでご連絡いただければ助かります。
keiko.hiraga130723@docomo.ne.jp
までどうぞ(^^)

 

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「KEIBOKU書道作品展inリヴァプール」

 

第3回作品展は2020年3月開催の予定です。

場所はもちろんリヴァプールですが、第1回、2回とは会場や内容が変わります。

詳しくは来月のKEIBOKUブログでご紹介させていただきますね。

 

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2019.8.1
平賀敬子

 

 


   

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