KEIBOKUブログ(2019年6月)

KEIBOKUブログ6月

 

爽やかなこの季節に「令和」という新しい時代を迎えましたね。
何かが変わったような変わらないような‥
まだ実感はありませんが、せっかくの新しい時代なので新しいことを始めよう〜!
‥というわけで⁈(^^;
志村コミュニティホールで「大人のための はじめての書道」という新講座を始めました。
筆を持って書くのは初めてという初心者の方や書道は随分久しぶりですという方も安心して参加していただける講座です。
無料体験も可能なのでぜひお問い合わせくださいね♪♪♪


さて長い連休明け、スタートは火曜日からでした。久しぶりにみんなの元気な顔を見て安心したのもつかの間‥
新学期が始まって学校に慣れたと思ったらまた5月に長ーいお休み。
そりゃなかなかエンジンかかりませんよね^^;


こんな時にみんなから出てくる言葉が、「めんどくさい〜」です。
まあ大人だって正直めんどくさいなぁと思うことなんてしょっちゅうなのですが、子供たちには「めんどくさいって言ってないで早くやりなさい!」って言ってしまいますよね(^^;


前に何かで読んだのですが、めんどくさいって感じることって、実はそれを言ってる人にとって大切なこと、大切に思ってることらしいです。
そして、めんどくさいって言う人はそれが分かっているからめんどくさいと思うそうです。


なるほど、そう思って見てみると確かに「めんどくさい」って言ってる子たちはみんな何でもこなせるしっかり者。「出来るのになんでめんどくさいとか言ってるの??」って思うのですが、
やる前に責任を持ってちゃんとやらなくちゃと考えるからからめんどくさいになるのかもしれませんね。


KEIBOKU一般部の方々を見ていても、最初は教室に通うことも大変そうだったのが、しばらくして通い慣れて、それでも教室で書く以外は無理だと言われてたのがいつのまにか家で道具を広げて書かれるようになり、そしてそれが毎日の日課となり‥

ルーティンになってしまえばもう億劫とかめんどくさいと思うことはなくなって、今では書かないことがストレス⁈
そんな風に変わってこられた方もたくさんいらっしゃいます。

 

実は、そんな風にルーティン化しながら続けてもう十年以上いう方が今回の昇格試験の硬筆部門で師範試験に合格されました。


その結果を見て私はその方の長い歴史を思い出していたのですが、
まだお子さまが幼稚園に通うころに入会され、そのお子さまはもう高校生‥
その間に次のお子さまが誕生されたのですが、それからはベビーカーの赤ちゃんと一緒に通われたりして‥
そして‥気がつけばもう軽く10年以上が経っていました。

ペン字を習うということをコツコツ‥というか決して無理しない感じでサラッと生活の一部として続けてこられた結果、難しい書聖会の師範試験に合格され、この春からはペン字の指導も始められたりと新しい一歩を踏み出されました。


私としてはこんな指導で大丈夫かなぁなどと思いながらの年月で、生徒として通っていただいたことに感謝するばかり。
いつも受け身でなく、自分から学ぼうとされる方なので私の方がいろんなアイディアや指導のヒントなどをもらった気がしています。
お互いに成長してきた10数年ですね。


師範まで‥と考えるとそれは普通なかなか遠い道のりではありますが、「千里の道も一歩から」。
新しい時代が来たことですし、めんどくさいと言わずとりあえず一歩踏み出してみるのもいいかもです(^^)

 

 

 

 

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今回の「第2回KEIBOKU書道作品展inリヴァプール」は、作品展終了後に散策したリヴァプールの美しい夕景をお届けしますね。

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作品展が終わった開放感と終わってしまったという寂しい気持ち‥みんなそれぞれの思いで眺めた景色です。


2019.6.1
平賀敬子

 

 

 


   

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