KEIBOKUブログ(2017年11月)

 


すっかり秋ですね‥
と思ってる間に今年が終わってしまいそうで少し焦り始めました(^^;

 


学校や地域の行事も多いこの時期、みんな本当に忙しそうでしたね。

 

運動会や文化祭などで身体は疲れているのだと思いますが、

 

それでも教室に来てまた集中することができるなんてすごい~!

 


展覧会出品や昇格試験でいつもより多くの課題を出していましたが、

 


みんな一生懸命取り組んで、たくさん書いて、それぞれの一番の作品を完成させました。

 


結果はまだ先になりますが、楽しみにお待ちくださいね。

 

 

そして秋の無料体験教室にもたくさんの方々にご参加いただきありがとうございました。

 


低学年のお子様の体験が多かったのですが、
その中で鉛筆の持ち方についてのご質問をいくつか受けましたのでちょっとお話ししますね。

 

 


お稽古中に見ていると時々鉛筆の持ち方が気になる人がいます。

 


「持ち方気をつけようね」とは言いますが、そんなに簡単に変えれないのは分かっているので無理やり矯正したりはしません。

 


それは、その持ち方になるまでにかかったのと同じくらいの時間をかけて直していかないと本人にとってはすごく大きなストレスとなってしまうからです。

 


鉛筆を持つためには指の力が大切で、しっかり指を使えないと正しいとされている持ち方も難しいですし、

 


またある程度の筆圧で書くこともとても大変な作業になります。

 


昔と違って今は、幼いころにボール遊びなどをたくさんやって指先の力が自然に鍛えられたりはしていないので、

 


意外に指先に力が入らない子供が多く、それが鉛筆の持ち方に影響しているとも言われています。

 


教室ではおなじみですが、洗濯バサミ(普通のプラスチックので大丈夫です)も親指と人差し指でつまんだり、離したりすることで指先の力を鍛えられるのでおすすめしています。

 

 


あまり意識することはないと思いますが、指の力の発達は個人差があり、元々強い人もいますし、高学年や中学生になってようやくしっかりしてくる人もいます。

 

 


本人が意識して無理のない程度で少しずつきれいに安定した持ち方になるように、

 


やはり長い目で見守っていくのがよいかなと思っています。

 

 


実は教室体験に来られた方々にお聞きしてみると、小さいころから絵や字を書くことが大好きで友達にたくさんお手紙などを書いていた女の子に持ち方のくせがついている人が多く、

 

 

 

逆にほとんど字を書いてなくて外遊び大好きな男の子の持ち方がきれいだったりすることが多いんです(^^;

 

 

KEIBOKUでは基本的には硬筆と毛筆を毎回のお稽古で書いていただいていますが、

 


硬筆課題一枚書くことは思っているよりものすごく大変なことで、

 


もし機会があれば保護者の方々にもぜひ挑戦していただきたいのですが、

 


あの小さい用紙に大きさ、配置、字間を整えながらバランスを取り、筆圧を加え中心を意識して仕上げるのがどれほど大変なことか‥

 


毛筆にも共通して言えることですが、それぞれ得意、不得意というか、一長一短のところがあって、

 


全体的にまとめることが上手い人は、それぞれの字を軽く書いた感じになってしまっていたり、

 


一字一字の形がとてもきれいな人は、中心を上手く取れなくて行がまっすぐにならないなど配置が上手くいかなかったり、

 

 

筆圧が強くしっかり書ける人は、大きさのコントロールが難しくて紙に収まらなくてはみ出してしまったり‥

 

 

紙面上ちょうど良く調整することが出来るようになるのは本当に難しいので、

 


全てが出来るようになるのは中学生ぐらいになってからでいいのではないかな‥

 


鉛筆の持ち方もあまり極端でなければそれぞれ少しずつ違ってもよいと思います。

 


ただ無理な持ち方をするとバランス良く力が入らなくてすぐに手が痛くなってしまうので、

 


ちょっとずつ、持ち方を意識して書いてみましょうね。

 


焦らないで気長に取り組みましょう。

 


色々考えたり、悩んだりしながらゆっくり進んでいきましょうね(^^)

 

 

 

 


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 

 

 


それでは「KEIBOKU書道作品展inリヴァプール」写真の続きです。

 

今回はイギリスで一番自然が美しいといわれている、湖水地方への旅の様子を。

 

リヴァプール、ライムストリート駅から出発。

 

201711-9.jpeg

 


列車には通勤や通学する人も乗っていて、いきなり目の前に座っていた学生風の男の子がサンドイッチを作り始めたのにはびっくり。
日本と同じさけるチーズを一筋一筋むいてパンにのっけてハムと一緒にクルクルと‥
結構美味しそうでしたよ(^^)

 

201711-5.jpeg

 

そして‥
この後大ハプニングが‥
なんと、湖水地方ウィンダミアに向かっているはずが、
私たちの乗っている列車は逆方向のロンドン行きだということが発覚‥
慌てて次の停車駅で降りて、

 

201711-6.jpeg

 

まだまだだね〜
などと、こんな感じでくつろいでいたら‥
またまた乗り遅れそうになったりして‥

てんやわんやの旅です(^^;


そして、ピーター・ラビットの作者、ビアトリクス・ポターが半生を過ごしたニアソーリー村。

201711-10.jpeg

 


ヒルトップ農場では、
ポターの家をゆっくり見学することができました♪

201711-13.jpeg

 


どこでもKEIBOくん♡

 

201711-11.jpeg

 

 

湖水地方、観光拠点の街ボウネスを散策。

 

201711-7.jpeg

 

 

 

201711-12.jpeg

 

 

ウインダミア湖クルーズ‥空は青いけど夕暮れですよ。

201711-14-2.png

 

 

201711-15-2.png

 


湖水地方を案内してくれたスカウス・ハウスの山本さんは、1日目の行程を終えてお仕事のためリヴァプールに帰られてしまいました‥


そのあとツアコンを引き継いだのは私ですが、必死だったため2日目の写真が残ってませんでした‥


はるかちゃんが撮ってくれてた、
ピーター・ラビットのミュージアム「ザ・ワールド・オブ・ビアトリクス・ポター」。絵本の中に迷い込んだような体験をしてきましたよ♪

 

201711-8.jpeg

 

館内にあるこの劇場でピーター・ラビットのショーをゆっくり観ていたら、帰りの列車に間に合わないことが発覚。

 


列車を変更することにして、近くのパブ(素敵なお店でした♡写真ありませんが‥)に入ったらなかなか食事が出てこなくて‥

 


次の列車にも乗れるかどうかになり、

 

ここからはすごかった‥
みんな一致団結⁈してタクシーをつかまえて、ホテルに戻って荷物を受け取って、ウィンダミアの駅まで。

タクシードライバーのお兄さんが、時計を見ながら「任せなさい!」と言ってくれて心強かったけど、滑り込みセーフで駅へ。

 


途中乗り換えをしながらリヴァプールまで戻りましたが、
同行の皆さんご協力ありがとうございました(^^)
というか、ご協力のおかげで無事戻ってこれました(^^;

 


そしてこの1泊2日の旅で皆さんがすごーくたくましくなったように見えましたよ。(ならざるを得なかった‥ってことですよね、すみません(^^;)

 

 


♪来年も「KEIBOKU書道作品展inリヴァプール」開催予定です♪

何が起こるか分からないところが魅力⁈かもです(^^)

 


2017.11.1
平賀敬子

 

 


   

過去の掲載分はこちらから