JSCA 中部鉄鋼系部会では、小野先生を講師に迎え、若手構造設計者に向けたセミナーを開催しています。全五回を企画しており、既に第一回～第三回のセミナーを終え、次回は第四回です。第一回と第二回では「鋼構造の設計規準の考え方と設計」、第三回では「鋼構造と溶接」というテーマにてご講義いただきました。今回は「薄板鋼構造の設計」－設計規準類の考え方－をテーマに講義していただけます。
　薄板鋼構造計算・設計施工規準・同解説は日本建築学会より1963 年に発刊されています。この中で薄板の定義として【厚さ4.0ｍｍ未満の鋼板または帯鋼から常温加工により成形したもの】とあります。建築分野では、軽量ミゾ形鋼やリップミゾ形鋼がよく使われています。しかし、実際の設計において薄板特有の性質を理解して、設計をおこなっているでしょうか？今回は薄板構造に関わる基礎を学んでいただき、実務に活かせる知識を習得していただこうと考え、企画しました。
　「若手」向けとしておりますが、年齢は問いません。小野先生の考え方を伺い、研鑚したいとお思いの方々は、是非参加してください。尚、残り２回の講義を両方とも参加はもちろんのこと、今回だけを申し込んでいただいても構いません。今回は第四回の申し込み案内です。

□日時：2017年1月20日（金）　18：30～20:30（受付18：15より）
□会場：（株）竹中工務店 名古屋支店 9F大会議室
□講師：名古屋工業大学　名誉教授　小野徹郎先生
□会費：JSCA会員　無料、JSCA非会員　500円
□構造士：構造士、CPD更新講習会申請中
□定員：80名程度
□申し込み：申込用紙に必要事項記載いただき、JSCA中部事務局まで。極力、メールで送付にてお願いいたします。申込み締切は、1/6（金）とさせていただきます。

講習会案内　170120_鉄鋼系部会講習会