釣れたて紀行
『インテッサＧⅤの2号が満月だ！』
やればできる木村氏と新会員松崎君（大学生）の三人で、4月30日と5月1日の二日間の連泊調査に行ってきた。南西の風が11ｍと強風で南向きの一級ポイントは全滅。北向きのヒデザキにカゴ釣り師3人の計6人で渡礁となった。翌朝、右にやればできる木村氏、左に会長、ずっと右に松崎君で開始。今回松崎君のみ、春のデカヒラマサ狙いだ。まきえをまき始めること一時間。遠投で狙うが竿引きで来たのは型のいいイサキちゃん。その後も当たるが食い込みが悪くすっぽ抜け多数。しばらく足元にまきえを集中しているとクロの影がチラホラ見えてきたのでテンションが上がる。が、なかなか食ってこない。さらに、まきえを足元へ撒く。沖で掛けたいので、沖へ誘導するように撒くも、全く沖へは出ない。沖ノ島の大型尾長は、賢いのだ。右側のやればできる木村氏の足元には、大型尾長の乱舞が始まったが、なかなか食ってこない。しかし、ついにやればできる木村氏が掛けた❢大きく竿が曲がり足元に突っ込む。更に強力に突っ込むと瀬づれで切られてしまった。しばらくするとまた掛ける。今度はどうにか浮かせて取り込んだのは40㎝の口太だった。すごいデブでよく太っていた。木村氏に似ている。会長の足元にも見えるが食ってこないので、ハリスを止むを得ず2号に落とすと、来た。良く引くが大型ではない。で、最後にはチモトを切られてしまった。やはり尾長は歯が鋭く細ハリスでは飲まれたらダメだ。元のハリス4号とチモト6号に変えて攻めるが、食ってこない。まだ水温が15度くらいと低く、活性は低いようだ。非常に難しい。ここが口太と違う決定的ポイントだ。口太は飲まれても、切られることはまずない。やればできる木村氏のポイントを見に行くと足元には大型尾長も見え、クロがまきえに反応しているようで、隣に釣り座を変更して釣り開始。タナをまきえと合わせながら入れていくも全くエサを取らない。こいつらは完全にハリスを見切っている❢。太ハリスは全くエサに変化がないのだ。頭に血がのぼる。さらにポイントを中バナ近くの右に移し、遠投してみる。と、突然来ました。竿引きの重量感のある大型だ！と同時に、猛ダッシュで足元に突っ込んできた。これはやばいと、突端へ出てレバーブレーキで出しながら、耐える。すると、さらに左の方へ足元を走る。とてつもないパワーだ。ヒデザキの突端まで走られて足元にさらに突っ込む。このままでは、瀬づれで切られるので、さらに糸を出す。で、最後はスピードとパワーに負け4号ハリスもぶち切られてしまった。また、やってしまった❢どんだけ沖ノ島の尾長は強いのか、それとも会長が下手なのか？頭が沸騰する。くそ―、この野郎❢ハイみなさん今回も期待通りにぶち切られショーの幕開けです。沖で掛けても猛烈に足元へ突っ込み、瀬ずれを誘う大型尾長。釣り上げるのはいつの日か？
初日はそういうことで、残念でした。ハイ。明けて、翌日今度は会長が右、左にやればできる木村氏で開始。松崎君はさらに右から大遠投で昨日と同じく、デカヒラマサ狙いだ。足元から段うち撒き餌で沖約20ｍで開始。すると、なんと数投目に大当たりが❢インテッサGⅤの2号が満月。リールはドラグから悲鳴を立てて出ていく。ただものではない。ハイ。デカヒラマサです。何とか、止めようと、ドラグを絞めながら、竿でためる。50ｍ以上は出ている。何とか止まって、やり取り開始だ。強引に巻き取りにかかる。インテッサＧⅤ、2号の強さを信じてさらに巻く。ハリスはブラッキー4号なので切られるだろうと、思っていたが、これがなかなか切られない❢尾長だとすぐなのになぜ？後ろから、声援が聞こえてきた。頑張って、さらに強引に巻く。とバキッという音とともに、なんとインテッサの3本目から真っ二つに折れたではないか？買ったばかりのＧⅤが、折れた？？？で魚は根がかりとともにラインブレイク。ウキもろとも2本目まで海のもくずと消えてしまった。大ショックだー。買って、2回目の釣行で折れたなんて❢がまかつ最強の竿がなんで？みなさん、笑ってください。ハイ。いつも皆さんの期待を裏切らない会長です。大ショックを引きずりながら、釣りを開始するも、やる気がないのがわかる。しょんぼりだ。さらに、その日は、前日と打って変わって尾長がほとんど沸いてこず、やればできる木村氏、松崎君ともども全員完全ボーズで、さらに、皆さんの期待に応えてしまいました。さらに、回収時ほぼ全員回収したとき船長から『会長さん、折れた竿の写真は撮ったと？』とスピーカーで釣り人全員へ公表したではないか。笑いもので、船長大喜びだ！。さらに、さらに自宅に帰って妻に話すと追い打ちをかけられ、どん底に落ちる。その一言『釣れてから言って』ハイその通り。ということで、ＧⅤインプレッションは事故のため相当な期間、延期とします。
ヒデザキ右ポイントから本島を望む。やればできる木村氏。
新入会員の松崎君。今回はデカヒラ挑戦でカゴ釣もしていた。しかし、全くあたりもなかった。残念。
松崎君と、ヒデザキ右ポイントから御門を望む。