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2011 / 01 / 04  

2011年 新年明けましておめでとうございます!




新年明けましておめでとうございます!

今年も宜しくお願いします。

新年の挨拶を、と思っているうちに本日4日になってしまいました。
店舗営業は以前お知らせしました5日からとさせていただきます。宜しくお願いします。


年始のお休み期間に内装工事を予定していましたが、本当に申し訳程度になりました。いまのお店の中にかなり愛着があるのを感じた年始期間でした。

以前、「アニミズム」という表現でお店のなかのものに対する気持ちを書かせていただいたことがありましたが、
実際はもっと日常的な「愛着」とか
「お気に入り」とか
「愛」というような言い方のほうが共感いただきやすかったのかな、と最近思います。

古道具屋さん、古家具屋さんなどもそうではないかと思います。
ずっと使われてきたものにちょっと手を加えたり修理したりすることでそのものが再びいきいきと輝きだす瞬間を何度も見てくると、ものに宿っている命を感じます。
それは建物だったらリノベーションという表現だったり。

植物の例は良く知られていますが、ものにも命はあるのかもしれないと、そう考えてみるとそういう体験をできるのかもしれません。


自分達も本当にお店が気持ちよくて、最近はいるだけで心地よくて、コーヒーを飲んだりスイーツを食べたりするための空間という以上に「イヤシロチ」として捉えています。




ヒトは生きているといろいろな事が日々起きてきます。
起こる事には意味がなくても、受け取るヒトのココロで、それが意味を与えられてしまいます。

なかにはヒトのココロを操作してやろうという人達もいます。
営利目的だったり、単に幼児性だったり、エゴだったり。

でも、これはヒトが生きている人生そのものについても同じと言えることです。

人生そのものには意味はないとしても、そこに意味を与えてドラスティックに生きることは出来ます。
悲劇だったり喜劇だったり感動巨編だったり。

人生を旅に例えることもできます。グルメ旅行だったり、感傷旅行だったり、冒険旅行だったり…



でも、実際人生でおこることはニュートラルで、それに意味を与え、背後関係をつくり、勝手に物語をつくっていくのはココロ…


「太陽と月の珈琲」という名称はお客様の生きている人生のなかで、訪れた不思議な?物語性を感じられる名称で、お客様自身の物語を思い出していただければ…という意図も含まれていました。



一度、べたになっている人生の役割を離れて、シェークスピアのように人生は舞台に過ぎない、と思い出して、もう一度気持ちを作り直して物語世界に向かう…
楽屋や舞台そでのような場所としてのカフェ=イヤシロチとなったら嬉しいです。

そして、すべてが夢のような、自分がつくりあげた物語世界なのだとしたら、自分が苦しくなる設定や場面や、後で振り返ったときに後ろ指さされるような恥ずかしい行動をとるよりも、
楽しくて笑えて、あとで振り返って見てかっこいい(美しい)シーンや見せ場が盛りだくさんの物語の方がぜったいいいと思います。



そんなこんなみんなひっくるめて、すっかり思い出して、
「何をやってたんだろう?」
と目をさましてもう一度いま自分が日々むかっている人生にもう一度戻っていく、
そんな「HEARTFULなCOFFEE」という飲み物で、
そんな「太陽と月の珈琲」という場所で、
そんな「the camino」でありたい、


本当に
ひとりでも多くの方にとって
そういう意味を感じていただけるお店になりたい、
そう思っている2011年です。


年が明けて肌寒い日が続いておりますが、
ココロまで温まる、
ハートウォーミングな魔法のドリンク・HEARTFULなCOFFEEがよく効きます。

効き目はいまのところ個人差がありますので、ご理解いただければと思います。

皆様、本年もどうぞよろしくお願いします!

 

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