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2026-11-01 08:00:00

 灯台にも、お墓と同じ石が。100年を超えて海を見守る石の灯台

灯台と聞くと、青い海に立つ、真っ白な姿を思い浮かべませんか?

 

 

実は、白く塗らずに、石の風合いをそのまま見せている灯台もあるんです😳
使われているのは、お墓にもなじみのある御影石。なかには、庵治石でつくられた灯台もあります。

 

 

お墓と灯台。意外なところに、石のつながりがあるんですね。

今回は、100年以上の歴史を持つ石の灯台をご紹介します🙌

 

 

 

11月1日は「灯台記念日」

 

日本で初めての洋式灯台、神奈川県横須賀市の観音埼灯台。
1868年(明治元年)11月1日に工事が始まったことにちなみ、この日は「灯台記念日」とされています。

※日付は新暦です。

 

写真2-1.jpg

【写真:観音埼灯台】

 

 

ただし、写真に写っているのは、当時の建物そのものではありません。

初代はれんが造りでしたが、1922年の地震で被害を受けました。

 

建て直した2代目も、1923年の関東大震災で倒壊。

現在の灯台は、1925年(大正14年)に完成した3代目です。

 

 

「日本で最初」と聞くと、建物もずっと同じだと思ってしまいそうですが、

二度の地震を経て、役目を引き継いできたんですね😌

150年を迎えた、角島灯台

 

山口県下関市の角島(つのしま)灯台は、1876年(明治9年)に初めて明かりをともし、2026年で150年を迎えました。

 

 

 

 

写真2-2.jpg

【写真:角島灯台】

 

 

先ほどの白い灯台とは、ずいぶん雰囲気が違います。
外側に使われているのは、山口県の徳山産の御影石です。

 

 

塗装をしていないため、石そのものの色や、積み重ねた継ぎ目が見えます。

この灯台は、高さ約24mまで「荒磨き」と呼ばれる仕上げの切石を積み、

上部には切り込みを入れた装飾的な石を配しています。

 

 

お墓では、つやが出るまで磨いた御影石を目にすることも多いと思います。
同じ種類の石でも、表面の仕上げ方によって、見え方が変わるんです🤔

 

 

写真の塔を、下から上へ眺めてみてください。
すっと伸びた部分と、上の張り出した部分では、石の形も違います。

 

全体の姿を見たあとに細部へ目を向けると、加工の工夫にも気づきます😳

 

 

男木島灯台に使われているのは、庵治石

 

もう一つは、香川県高松市の男木島(おぎしま)灯台です。
1895年(明治28年)に初めて明かりをともし、こちらも石肌を見せた姿が特徴です。

 

写真2-3.jpg

【写真:男木島灯台】

 

この灯台に使われているのは、地元・高松市の庵治町(あじちょう)や牟礼町(むれちょう)で採れる庵治石。
御影石の一種で、墓石としても知られています。

 

 

お墓に使われる石が、海辺では船の安全を支える建物になっているんです😲

 

写真では、丸い塔と、その手前にある建物の壁がよく見えます。
四角く加工された石の並びや、石ごとの色合いにも注目してみてください。

遠くから眺めるだけでは気づかなかった部分が、見えてきませんか?

 

 

身近な石にも、少し目を向けて

 

灯台とお墓。形も役割も違いますが、使われている石には共通点があります。

 

 

もちろん、丈夫な石でできていても、点検や手入れがいらないわけではありません。
長く使われてきた建物には、材料の力だけでなく、それをつくり、守ってきた人たちの仕事もあります。

 

 

お墓参りのときにも、磨かれた面や、少しざらっとした面、石と石の継ぎ目など、普段は気に留めなかったところに発見があるかもしれません。

旅先で灯台を見かけたら、今度は景色と一緒に、その石にも目を向けてみてください😌

 

 

 

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