店長ブログ
2020 / 07 / 28 17:00
枯れないオヒシバ対策
お客様から「除草剤を撒いてもオヒシバ(※)が枯れない」というご相談をいただくことが増えてきました。
※オヒシバ(雄日芝)は日なたに生えるそれほど背の高くない一年生草本で、道端でもよく見かける雑草です。
農耕地用のメジャーな除草剤としては、ラウンドアップ(グリホサート系)やバスタ(グリホシネート系)、プリグロックスL(ジクワット系)等がありますが、これらの除草剤では「オヒシバが枯れない(枯れてもすぐに生えてくる)」ということでした。
調べてみるとオヒシバはイネ科の雑草だったので、イネ科の雑草に特化した除草剤のナブ乳剤をご提案することに。
とはいえ、圃場近くの雑草はオヒシバだけではないし、根までしっかり枯らさないとまた生えてきますので、グリホサート系の除草剤にナブを混用していただいたところ、きちんと枯れたとのお声をいただきました。
(ちなみに、ラウンドアップより割安なサンフーロンとの混用をご提案していますが、しっかり枯れているとのことです)
よく希釈倍率についてお問合せをいただきますが、ナブ乳剤は150~200倍、サンフーロンは25~100倍となります。
希釈倍率に幅がありますが、オヒシバの草丈が大きい場合は濃いめで散布がよさそうです。
枯れないオヒシバにお困りの方はぜひお試しください。