店長ブログ

2020 / 03 / 26  09:29

レタスの菌核病について

レタスの菌核病について

菌核病は腐敗病と似ていますが、収穫した茎の部分が臭い場合は腐敗病の可能性があります。

 

|発生の仕組み

気温20℃前後、多湿条件で多発します。

春秋2回(適温15~16℃)、子のう盤と呼ばれる黄褐色の浅い杯状のキノコ(径3~4mm)を地表に生じ、その頂部に子のう胞子を形成。

子のう胞子は雨滴や風によって植物体に到達、茎葉上で発芽し、感染して病斑を形成します。

菌核は被害作物遺体とともに土壌に混入して、2年間ほど生存しています。

 

|防除対策

多発圃場では連作を避けましょう。

水田との輪作で被害軽減できますが、発生すると防除が難しい場合があるので、防除は予防散布が重要です。

 

|おすすめの薬剤

アフェットフロアブルアミスター20フロアブルシグナムWDGトップジンMパレード20フロアブルファンタジスタ顆粒水和剤ベルクート水和剤メジャーフロアブルロブラール水和剤 など

 

2020 / 03 / 10  17:43

春の白菜の出荷が始まりました!

春の白菜の出荷が始まりました!

当店のある茨城県県西エリアでも春の白菜の出荷が始まりました!

例年より1週間~10日早いとのこと。

市場での価格も千円台半ばで滑り出しとしては悪くないようです。

真ん中の黄色いところを生で食べたけど、甘くて美味しかったですよ~。

2020 / 03 / 04  17:42

キャベツ苗のべと病について

キャベツ苗のべと病について

|発生の仕組み

キャベツやほかの宿主上で、菌糸や卵胞子の形で越冬した本病原菌は、発生適温になると胞子のうを形成し、以後は分生胞子による空気伝染で伝搬します。

発生適温は20℃と比較的冷涼で、多湿な条件下で発生します。

 

|防除対策

寡日照・低温多湿時に発生するので、常発地では発生時期をめどに薬剤を予防散布します。

 

|おすすめの薬剤

レーバスフロアブルリドミルゴールドMZ など

 

また、この苗は紫色に変色しているため、ストレスでアントシアニンが蓄積されているようです。

なにかしらの栄養剤を与えてあげるといいかもしれません。

 

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