フットケア事例
分厚い爪のケア
①爪甲後湾症
5年前に爪の上に物を落としてから変形してしまって爪が切れないとご相談を受けました。
肥厚爪のケア例になります。爪の先端から半分まで爪が浮いています。
グラインダーという爪を削る機械とニッパーで痛みがないように爪を切っていきます。
ご利用者様には数年ぶりの正常な爪の色に喜びの声を頂きました。
②爪白癬による爪の肥厚
ご自分でも施設スタッフでもケアが困難という事でご相談を頂きました。
爪白癬では爪がもろく厚くなります。第2足趾の爪が隣の爪に食い込み傷ができそうな状態でした。
足に浮腫もあり皮膚が弱いため爪の周りの皮膚を傷つけないようにケアを行い、靴下が引っかからないようにケアしました。
爪を切っているうちに足の色調も良くなりました。
③爪甲鉤彎症
①の方の施術写真を見てご依頼いただきました。左足の爪はかなり前に重い物を落としてしまったそうで、ケアするとしっかり血腫の痕跡がありました。爪が脆くもなっており、要経過観察です。
ご家族様とも状態を共有しました。
お写真を掲載させていただくことで、悩んでいる方に繋がります。掲載許可頂きありがとうございます。
爪の補正
タコ(胼胝)/魚の目(鶏眼)のケア
①魚の目、タコのケア
「指が痛いんです」とご相談を受けました。ご自分ではどんな風になっているか確認できず、何かが刺さるような痛みがでることに不安を感じていらっしゃいました。
右足のケガをしてから踏み込み方が変わり第4趾に魚の目、第5趾の下にタコができています。
たこや魚の目の放置は要注意です。皮膚の下に傷ができることがあります。
②タコ(胼胝)のケア
毎日忙しく働き動かれるとのことで働き者の足には瘤のようなタコができています。
お会いするまではハサミで切っていたようですが、切った場所がまた固くなりケアに困っていたそうです。
サンダルやおしゃれ靴を履くことが多く、履物で足が動き擦れてタコができているようなので紐靴をおすすめしました。
靴を履く機会が増えてからは施術機会が1ヵ月から2・3ヶ月のケアに減りました。
実は履物だけで足の状態が改善できることがあります。