トレッキング参加のポイント

目次

縄文杉ツアーガイド付き

  • 前日の夕方までに到着と翌朝の送迎時間などを打合せをする電話が来ます。
  • 必ず前日の夕方までに朝食と昼食を予約します。深夜に宿まで配達してくれます。
  • ガイドさんがいる場合、翌朝は4時前後に宿までガイドさんがお迎えに来てくれます。疲労を考慮してなるべく早く就寝したほうがいいと思います。
  • ツアーによっては貸切バスが送迎しますので、集合場所の県道沿いまで徒歩で向かって下さい。
  • ガイドブックには10~12時間と書かれていますが、ほとんどのお客様はアクシデントがない限り9~10時間前後で下山してきます。若いお客様の中には7時間前後で下山してくることもあります。
  • 暖かく日没時間が遅い季節は、景色を楽しみ、寄り道をしながらゆっくりできますが、日照時間が短い秋から早春までは、朝夕暗い道中をライトを点灯して歩くより早々と下山するほうが怪我のリスクは下がります。また雨天時、強風時には、体温が奪われることもあって、早々に下山しないと体調を崩してしまうことが多々あります。

    季節や気象条件によりますので、あとはガイドさんに従って下さい。

ガイドなし縄文杉 3月~11月末

  • まずは早朝3時半から4時には起床です。
  • 準備を整えて屋久杉自然館に接続するバスに乗車します。
  • あるいはレンタカーで屋久杉自然館まで移動して下さい。(約5キロ 所要時間7~8分)
  • タクシー移動(要予約)も人数によっては検討の余地ありです。割り勘ではバス料金とさほど変わらないかも。

安房タクシー
屋久島交通タクシー
まつばんだ交通タクシー
但し早朝のタクシーは台数が少なく予約が必要。当日手配はほぼ不可能です。
朝食や昼食は途中で予約なしでは購入できませんので、事前に宿で手配するか自分で間違いなく予約して下さい。
当日の予約は受け付けてもらえません。

予約できるお弁当屋さん
あさひ弁当(たけんこではここに予約して配達してもらいます。店頭引き渡しもOKです。)

 

合同庁舎前バス停までは約350m 徒歩5分程度です。
バスの運行会社は2社。
まつばんだ交通5色のカラフルなバス)合同庁舎前4:36乗車→屋久杉自然館着4:48

屋久島種子島交通薄い水色のバス) 合同庁舎前5:19乗車→屋久杉自然館着5:29

屋久杉自然館で登山バスに乗り換えます。
バスの料金と時間は毎年変更になります。必ず最新のもので確認して下さい。

 

ガイドなし縄文杉 12月~2月末

12月から2月末までの期間は登山バスは運行されません。レンタカーまたは路線バス・タクシーにて荒川登山口まで移動になります。
路線バスはまつばんだ交通が運行しています。必ず最新の時刻表で確認してください。
タクシー会社は予約が必要です。

路面に積雪がある場合や凍結した場合、通行止めになることがありますので、前日の町内放送などを聞き逃さないようにしてください。
レンタカー移動の場合、荒川登山口には大きな駐車場はなく、路上駐車になることもありますが、大型バスが通行することもあり、道幅を確保しなければ場合によっては大変迷惑行為になることがあります。レンタカーの場合、夏タイヤ装着車では滑ることもありますので、冬の山岳部の移動は十分な注意が必要です。

 

持ち物チェック

朝+昼弁当 2食(必ず前日までに予約)
500ml程度のペットボトル飲料
秋から春のトレッキングでは、お茶やコーヒー飲料を持参すると利尿作用が働いて、尿意をもたらすことがありますので、スポーツドリンクや水と塩分や糖分を補給するサプリなどがあるといいと思います。縄文杉までの途中にいくつかの沢の水を給水できるので、大きな水筒を持参する必要は特にないと思います。

多少のおやつ
早朝4時過ぎに朝食。昼食は10時半前後になります。その間ひたすら歩き続けることで途中空腹を覚えるお客様が多いようです。その後帰宿まで歩き続けるので、午後2時、3時にはまたも空腹になることがあります。チョコレートやアメなどで空腹を紛らわそうとしますが満足感は得られません。お腹に少したまるようなおやつを持参すると助かることがあります。例えば小さなロールパン、せんべいや少ししょっぱいおやつなどがも空腹が紛れます。

レインウェア
上下に分かれた透湿タイプのものが快適です。簡易的なカッパは破けたりすることも多く、透湿性がないものは汗で数十分後にはグチャグチャに蒸れてしまいます。衣類が濡れると体温が奪われ体調を崩す原因となります。またバスやガイドさんの車の座席シートを濡らしてしまい迷惑をかけることがあります。レインウェアは完全な防水ではないので長時間の雨で浸水します。所有していない場合はレンタルしてください。

トレッキングシューズ
所有していなければレンタルで大丈夫です。スニーカーやウォーキングシューズはトレッキングに適してはいませんのでおすすめしません。また晴天であっても前日や深夜に雨がふることが多々あり、防水性のないスニーカーなどでは浸水します。また晴天でも水たまりなどが沢山あり、土や泥汚れがつくことは免れません。スニーカーやウォーキングシューズのソールは柔軟性が乏しく滑ることがよくあります。

折りたたみの傘
屋外には弁当を食べるような屋根がある場所はないので必需品です。また強雨の場合レインウェアの浸水を遅らせるためにも効果があります。山岳地帯の屋久島の雨をなめてはいけません。

ヘッドライト・懐中電灯
日の出時間が早い春分の日~秋分の日前後は必需品ではありませんが持っていると安心です。
日没が早い11月から3月初旬までは必需品です。早朝に朝の弁当を食べるときや、夕暮れが早い季節の森の中はとても暗くヘッドライトがあれば安心です。
これがないと同行者に迷惑をかけることもあるので、侮らないで小さなものでも持参して下さい。電池もは新品に入れ替えておくことも忘れずに。

帽子・手袋
必需品ではありませんが日焼けや防寒に効果があります。軍手でも構いません。夏季は晴天時に撥水透湿の帽子やニット帽では、蒸れて不快です。天候や気温、季節にあったものを着用するのがベストです。

タオル・シャツなどの着替え
タオルはいろいろな場面で使うことがあり必需品ではありませんが持っていると便利です。
着替えの衣類は
沢山持参すると重量がかさむのと荷が大きくなるので、持参するなら最小限度で軽量のものをおすすめします。

虫除け・日焼け止め
山中は意外に不快な害虫は少ないもので、虫除けスプレーは絶対必要かというと蚊には効果があってもハチやアブ、ヒルに効果があるかは疑問です。
縄文杉ツアーや
もののけの森往復のようなトレッキングは、日除け止めが必要なほど日当たりが良いわけではありませんが、黒味岳や宮之浦岳、太鼓岩などの山頂付近を目指すトレッキングでは持参しなければ日焼けすることを覚悟しなければなりません。

防寒対策ウエア
フリースやダウンジャケットやネックウォーマーなど。、何も持っていないと持参しなかったことを後悔します。レインウェアで代用するという方がいますが防風には役立ちますが防寒には不向きです。宮之浦岳登山では2000m近くまで標高があるので、早朝、日没後、霧や雨の日には思っている以上に気温、体温は下がります。

簡易的なスパイクや軽アイゼン
12月~3月 積雪期には持参しないと怪我に繋がる重要なアイテムです。

リュック・デイパック
上記のものが入るリュック・デイパック。形は問いませんが例えば硬いものが背中にあたってストレスにならないような形状・材質のもの。ファッション性を重視したものより、機能性を重視した製品をお勧めいたします。背中に当たる部分がビニールや通気の悪い材質のものは蒸れてとても不快です。

ザックカバー
中身が濡れると気にする方も多いのですが、カバーをかけるよりビニール袋に入れてザックに入れるほうが濡れに対しては安心です。

ストック
普段使っている方なら持参するといいと思いますが、初めて使うような方は使い勝手がわからず使用することで怪我につながることがあります。

持ち物は必需品というより、トレッキング最中快適に過ごすか否かということが重要になります。10時間だけ我慢すればいいという考えもありますが、翌日に疲労が残ったり、寒気を感じて旅行自体が台無しになるより、万全に準備を整えるほうが賢明です。いちばん大事なことは健康で楽しいトレッキングやレクレーション登山をすることです。
無理をして寒さや雨を凌ぐより、快適なトレッキングを楽しむほうがいいのではないでしょうか?

 

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