お知らせ
2010 / 11 / 25 00:00
関川村にはあります! 【沼の板碑(いたび)】
●所在地 : 岩船郡関川村沼(沼川右岸の木立の中)
越後では珍しい板碑です。
板碑とは、板状の石材を用いて作った塔婆で、鎌倉・室町時代に多く建立された。板碑は死者の菩提を弔うため、または願主が生前に仏事を修して、死後の冥福を祈ること、すなわち逆修のために造られたといわれている。
この板碑は、中央蓮華台座の上に月待像を配し、その中に種子バン(大日如来)を刻み、下部には「応永4丁丑年(1397年)奉造立成空(じょうくう)」とあり、室町時代に建立された立派なものである。
●高さ :230cm
●幅最長:120cm