関川村商工会

●所在地：新潟県岩船郡関川村下土沢（白山神社内）

　　
★村指定文化財（有形文化財）
　白山神社の本堂におさめられている。
　けやき材で作られ素朴の中にも森厳さが感じられる。享保19年（1734）に一度修理されたが、その後さらに腐朽が進み、昭和54年に再度修理が加えられた。胴内には天正10年の墨書が残り、八世紀前半の作であることが判明している。

●所在地：新潟県岩船郡関川村下土沢（白山神社内）

　
★村指定文化財（有形文化財）
　白山神社の本堂におさめられている。平安時代後期の作。
　体躯の損傷が進み、享保19年（1734）に修理された記録が残り、昭和54年再修理が加えられ面目を一新した。官能的な体躯と神秘的な森厳さを備え、左手には薬壷を持っている。

●所在地：新潟県岩船郡関川村高田

　
★村指定文化財（有形文化財）
　この石仏は、普通の川原石を素材とし仏像を半肉彫りにしたもので、中蒲原の一部から県北に分布し、磧石仏と呼び、地方色豊かな独特の仏像である。地元では、「キンカ地蔵様」と言われ耳の病気にご利益があると信じられている。


　延元元年（1336年）5月、下越の将兵は南北両陣営に分かれて佐崎原で激突した。同年7月南朝方の諸将は再起して加地荘・奥山荘の北朝方を攻めたが、北朝方は中央より赤松範資（のりすけ）の援軍を得て士気大いに上がり、関川郷南朝方の桂城・内須川城・蕨野城もついに陥落した。
　戦後、桂城主河村氏は戦没将兵の霊を慰めるためこの石造阿弥陀仏を建立し、供仏田を寄進したと伝えられている。