お知らせ

2020-10-06 05:03:00
耐震・免震構造24時間換気システム付き永代供養塔

永代供養塔が完成しました。

合祀室付きの供養塔は、地下空間があるため自然換気では空気の循環が起こりません。湿気は下に溜まるので、合祀室の下部に吸引口を設け供養塔サイドから吸引した空気は、合祀室の下部を通り外に排気される構造にしました

供養塔内と合祀室内24時間強制換気システムが完備することにより、お亡くなりになった方も快適な空間で過ごすことができると思います。

合祀室のお骨が増加するに従いさまざまな問題が発生することがあります。カビやバクテリアの腐敗臭が独特の異臭を発生、真夏になると供養塔内に入るのを躊躇してしまうぐらい酷い状態になります。

また、合祀室内から上がる湿気により、数年ぐらいで石材の劣化が進んでしまったり、耐震ボンドの性能が低下地震発生時倒壊するおそれがあります。

それらの問題点を解決するために換気設備を導入しました。

その他、注意したこと!

中国産の御影石は安価で購入できる反面、さまざまな問題を抱えていることが多いので、供養塔内部も全てインド産の御影石を使用しました。

地震に強い永代供養塔づくりを目指し、主要な柱は基礎コンクリートに27cm以上埋め込んでおります。また、基礎コンクリートの下にも揺れを軽減するトップベース工法を採用、東京大学地震研究所の実験結果では地震発生時のエネルギーが、1/32に軽減されることが発表されております。

2012-01-28 00:00:00
偽装前の石材 1

 
 具体的な工場名は出せませんが、低価格を武器に石材偽装を行っている工場は沢山あります。問題がある箇所を白チョークで印をつけ薬品処理して消してしまう。

 
 ヒビ・キズ・色むら・帯・などは、紅や緑の着色剤や墓石色増光剤などの併用でわからない状態にできます。また、黒みかげ石などは、黒色の着色剤と光沢剤で最高級の仕上がりになります。

ただ、太陽光(紫外線)にあたると半年~2年ぐらいの間に以前の問題箇所が現れます、お客様が問題にきづくのは数年後になり、石は自然の物だからの一言で済んでしまいます。確かに保障期間10年は、傾きや倒壊等に対するもので、石材の品質まで完全に保証するのは難しい現実があります。

 偽装のやり方は、石種別・色別で簡単にご紹介致します、後ほどブログにUPしますので興味のある方はご覧ください。

 最後になりますが、低価格で販売できるには理由があり、キズや色ムラがある2級品以下の原石を仕入れ、偽装を行うことによって製品化しております。高品質の墓石を輸入したいのであれば、中国との直取引を行わず、信頼のおける輸入商社を介して取引を行うべきだと感じております

添付ファイル

2012-01-27 00:00:00

 現在、江持石の特級品を掘出すのが厳しい状況です。お客様の強い希望のため、完成までの時間を頂き丁場から購入してきました。

 
 石の目が詰んでいて上質の石はなかなかそろいません。がんばって仕上げたいと思います。

 丁場の詳しい写真はこちらからご覧頂けます。

添付ファイル

関連リンク

2012-01-24 00:00:00
アンカー引張強度テスト準備

 耐震墓石(外柵・玉垣)の施工には、ステンレス製開き防止金具を使用し、アンカーにて固定しておりますが、規格通りの強度が出ていないのが実状です。

 
 耐震墓石をアピールする理由でアンカーによる固定を行っても、施工方法によっては、数倍から10倍程度の差が発生いたします。固定する材質(コンクリート・軟質石材・硬質石材等)や使用環境により、アンカーの種類を選定する必要があります。

 一般的に、ケミカルアンカー(樹脂)にて固定する方法が最善とされておりますが、石材に於いては、夏場の直射日光にて表面温度が、80℃を超える場合があり、固着剤の劣化が懸念されます。

 樹脂系ケミカル固着剤は、60℃を境に急激に劣化が進み引張強度が下がってしまいます。また、ケミカルアンカー以外の金属系アンカーでも、使用するアンカーの太さや材質、更には穴を開けるドリルの形状によっても、強度は極端に左右されます。アンカーの種類は、接着系のケミカルアンカーと金属系アンカー・その他のアンカー類に分類され、金属系アンカーの中でも8種類に区分されます。

 東日本大震災の際も手軽に使える打込み式アンカーが多用されましたが、家庭で普及したエコキュート等の施工に於いても、倒壊が多数見受けられました。原因は、打込み不足や規定の太さを使用しない、また、施工方法に誤りがあり、強度が不完全だったと考えられます。

 地震後、アンカーテスターを用い、引張強度試験を実施致しましたが、アンカーが抜けて倒壊した物の引張強度は、規格に満たない物が多数をしめていました。

 アンカーを施工する者は、資格が必要となり、手順通りの作業を行わないと必要強度が見込めません。さまざまな材質でテストを行った様子を後ほどブログにUPいたしますので、興味がある方はごらんください。

添付ファイル

2012-01-23 00:00:00

 
 東日本大震災の被災者の皆様に謹んでお見舞い申し上げるとともに、被災地の一刻も早い復興を心からお祈り申し上げます。

 
 平成16年より3代目に世代交代し、今年で8年になりました。免震基礎・耐震施工に力をそそぎ、地震に強いお墓づくりを目指し、全国の石材店の良い所を取入れ施工を行ってきた結果、9割以上倒壊(激震地)した墓地においても倒壊を免れました。
 
 過去10年以内に施工した東日本大震災に関わる墓石被害状況(旧墓石を除く耐震・免震度施工)

  墓石倒壊数     0件 (耐震ボンド・免震ゴム・開き防止金具が有効だったと考えます)
  石材のズレ     1件 (不具合要因 : 納骨堂と墓石の接着不完全)
  基礎の不同沈下   0件 (免震基礎が効果をもたらしたと考えます)

 これは、地盤の種類や状態の違いにもよりますが、今までに発生した他県の被害状況を分析し、対策を講じて来た結果が少し出たのかと感じました。ただ、今回の地震は、横揺れで短い周期(震度6強程度)であった為、持ち応えられたお墓もあったと考えます。

 今後の課題といたしまして、直下型の地震にも強いお墓を目指し改良していこうと考えております。施工に関する写真や説明は、後ほどブログにUPいたしますので、興味のある方はご覧ください。

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