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野﨑康史司法書士事務所

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2024-11-01 10:00:00

条件付所有権移転仮登記移転(相続)及び抹消

レア案件のため、自身の備忘録を兼ねて記事にしようと思います。

相続登記の依頼を受けて不動産を調査したところ、土地が10筆ほどあり、その中の1筆(畑)に被相続人の弟(令和1年2月3日死亡)が25年ほど前に設定した農地法3条許可を条件とする、条件付所有権移転仮登記があったので、この際抹消までしましょうと提案し受任いたしました。

仮登記名義人の相続人は兄弟姉妹(代襲と数次相続で甥・姪)のため8人ほどいましたが、全員ご協力いただけるとのことで何とか遺産分割協議ができました。当該土地については、先に相続登記を済ませて依頼人名義にしてあったため、仮登記を遺産分割協議で依頼人名義にして、混同で抹消することにしました。以下が2連件で申請した内容です。

 

*依頼人をA 仮登記名義人を甲とします。

1件目

目的 条件付所有権移転仮登記移転

原因 令和1年2月3日相続

相続人(被相続人甲)A

添付情報 登記原因証明情報(相続に関する戸籍1式及び遺産分割協議書) 住所証明情報  代理権限証明情報

登録免許税 1,000円(定額課税のため、評価証明は不要)

 

2件目

目的 条件付所有権移転仮登記抹消

原因 令和1年2月3日混同

権利者兼義務者 A

添付情報 登記識別情報 代理権限証明情報

登録免許税 1,000円

 

1件目の登記原因証明情報は、通常の相続登記と同じく、相続関係説明図を添付して原本還付できます。遺産分割協議の内容としては、「相続財産中、下記不動産の条件付所有権移転仮登記(平成10年10月10日受付第1234号)は、Aが取得する」との文言にしました。

2件目の抹消については、「混同」は、試験勉強のときにはよくやってましたが(模擬試験の記述でよく引っ掛かっていました)、実務では初めてでしたので、これで良いのか確信が持てず、完了までドキドキでした。

 

2026.10.18 Sunday
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