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草如庵へお車でお越しの際、県道40号線から千曲川の方向へ脇道に入るのですが、その目印のご案内です。
大きな目印としては、国道40号線沿いの道の駅『みまき』を目指して頂いて、見えてきたら写真のように道路脇にある‘布下’という区の標識に従って曲がって下さい。
上田方面からおいで頂く場合は、道の駅『みまき』が左手に見えてきたら『布下』の標識を左折し、T字路につきあたりましたら右折です。(布下温泉木島荘様の斜め向かいに草如庵がございます)
小諸方面から布引観音を通りおいで頂く場合は、布引観音温泉を過ぎると左手に『布下』の標識がございますので、そこを右折して道なりに進むと左手に草如庵が見えて参ります。
迷ってしまいましたら、お気軽にお早めにお電話下さいませ。
ご近所には、布下温泉きじま荘・布引観音温泉・御牧の湯と、泉質の違う温泉が三つもあり、それぞれ個性あるお湯が楽しめます。
お時間に余裕があれば、食事の後などゆったりとお湯に浸かり、日々のお疲れを癒して頂くのもおすすめです。
草如庵から滋野駅へと向かう道は、山道且つ登り坂です。
お越しの際は歩いていらしても、お帰りにはタクシーをご利用されるお客様が殆どです。
(特に夜は真っ暗なので、懐中電灯が必要です。夏は蚊に刺されるので、虫よけスプレーが必須です。)
広葉樹が多いので、秋には色づいた落ち葉がはらはらと降り注ぎ、のんびりと歩くのに気持ちの良い季節です。
草如庵より徒歩10分、島川原地区の諏訪宮境内に、東御市天然記念物のエンジュの巨木があります。
推定樹齢800年、高さは30メートル近くもあります。
下から見上げると、天に向かってうねる様な黒々とした枝に、‘鳥が毛づくろいをしている姿’に見える箇所があります。
技術が及ばず写真では捉えらなかったので、興味のある方は木の下から見上げてみて下さい。
晴れた日は遠くに浅間山も望める、清々しい気に満ちた場所です。
奈良時代、行基が開き、聖徳太子が作った聖観音を祀ったとされる古刹です。
観音堂までは急な山道を20分程かけて登ります。(運動靴をおすすめ致します)
険しい参道には、奇岩や野の花、石仏、善光寺とつながっている(!)らしい洞窟などがあり、息をきらして登ってゆくと、絶壁に建つ朱の拝殿に辿りつき、眼下に素晴らしい景色が広がります。
ゆきのしたの群生を見つけたり、山吹の花が咲き乱れていたり、登るたびに美しいものに出会えるので、季節ごとに訪れたい場所です。
草如庵からは車で5分、小諸駅からは車で10分です。
昭和初期にわずか8年で廃線となってしまった「布引電気鉄道」がもし現在もあったなら、小諸駅・布引観音・布下(草如庵)と電車で来られたので、楽しかったと思いますが、残念です。