料理説明とマニュアル

【商品説明】一品料理(蕎麦前)
あいやき

あいやき

 【ご注文前の説明】

合鴨肉を香ばしく焼いています。「ゲランドの塩」という南フランスの海の塩で味わっていただけます。

*合鴨肉とは:鴨とあひるを掛け合わせた鶏肉です。

当店では放し飼いで育った貴重な合鴨肉を使っていますので、弾力があり食べ応えがあります。

【ご提供時の説明】

・こちらのゲランドの塩を付けて、焼き立てのうちにお召し上がりください。

(お話に夢中になりなかなか召し上がらないお客様へは、しっかり「焼き立てのうちに」と伝えてください)

【注意点】

*ゲランドの塩を必ず付けてください(したがって七味唐辛子は付けません)

*提供する順番に気を付けてください!一品料理を複数ご注文されたお客様へは「あいやき」は最後の方でお出しする一品料理です。

例えば「だし巻き玉子焼」や「かまぼこ」より先に出さないように。天ぷらを頼まれている場合は天ぷらの前に、天ぷらが無ければ最後にお出しする一品料理です。

  *スタッフ間では「鴨肉」と呼んでいますが、実態は合鴨肉です。合鴨肉を焼いたのを省略して「あいやき」と呼ばれ名称になりました。

*合鴨肉を使った料理は他に以下2点です。

→鴨せいろう(冷たいおそば)

→鴨なんばん(温かいおそば)

つまり、最後の締めに鴨せいろうや鴨なんばんを召し上がりたいお客様は、あいやきは注文しないお客様が多いです。

「鴨せいろう(鴨なんばん)と同じ肉ですか?」と聞かれたら「はい、そうです。同じ合鴨肉です。」と答えてください。

【料理の由来】

・江戸時代、「白ねぎ」は外国人(南蛮人)が日本に持って来たと言われており、「白ねぎ」を「南蛮(なんばん)」と呼んでいたそうです。そして南蛮人は合鴨肉と白ネギを一緒に味わうのが好きだったことから、焼いた合鴨肉に白ネギを添えるようになったそうです。

・「あいやき」「合い焼き」はお蕎麦屋さんでは有名な伝統的メニューですが、最近は合鴨肉の価格高騰により、ホンモノの合鴨肉を焼く「あいやき」を提供するお蕎麦屋さんが非常に少なくなりました。代わりに昨今は安価な鶏肉を焼く「焼き鳥」が主流ですね。やぶそばでは伝統本来の合鴨肉を使っていますので、少し高いですが、とても貴重な蕎麦前料理なのです! 

・やぶそばで4つ足動物(牛、豚、馬)の肉料理を提供しない理由

やぶそばは江戸時代中期の江戸蕎麥が由来であり、江戸時代は牛、豚、馬は滅多に見ない高級な動物でした。従ってそれらを人間が食してはいけない、という伝統を今でも頑なに守っています。一方で、江戸時代の蕎麥屋はほとんどが川沿いの屋台であった為、店の裏には鴨やあひるが多く存在し、鶏肉や合鴨肉、鴨肉を蕎麥料理に使ったという説があります。