日記
②白内障について2
前回の最後で「目が白いからと言って白内障とは限らない」とお伝えしましたその続きです。
飼い主様から「歳をとったせいか目が白いんだよねー」とお伺いすることが良くあります。そうすると、やっぱり?白内障であることが多いのですが、中には白内障じゃない時もあります。
それが【核硬化症】という加齢性変化です。
しっかり瞳孔を開いて見比べるとけっこう分かりやすいのですが
白内障はしっかり白いのに対し、核硬化症は水晶体の中央あたり(=“核”の部分)が薄ぼんやりと白くなっています。
ちなみにこれはあるわんちゃん🐶の右目と左目を同じ日に撮った写真です。右と左でこんなに違うこともあるんですよね。
上の画像だとすぐに分かりますが、瞳孔を開かないと
こんな感じでなんで白いのかぱっと見では判断できないかと思います。
白内障は早期発見し、適切な経過観察と必要に応じた内科/外科治療が必要になりますが
核硬化症は本人の生活にあまり問題を起こさないため、様子を見ることがほとんどです。
『最近目が白い気がする』と思われたら白内障なのか?核硬化症なのか?どうぞお気軽にご相談ください。
①白内障について
『目は口ほどにものを言う』という言葉のとおり、動物を見てるといつも色々なことを目で言ってきますよね。
「遊んでー」とか「オヤツちょうだいー」とか「ほっといてー」とかだいたいは自分本位なことばかり。笑。
そんな感じでいっつも我が子の目を見ている方ですとなんとなく目の違和感に気づくことがあると思います。
今回から目のことについて色々書いていこうと思いますが、1回目は見た目にもわかりやすい目が白いことについて。
目が白いと言えば【白内障】と多くの人が思いつくように代表的な目の病気です。
じゃあどこが白くなるか? と言うとちょっと悩む人もいるかもしれませんね。
(物産アニマルヘルスケア様HPより転載 https://hakunaishou.jp/html/about/index.html#001)
上記イラストの『水晶体』という部分が白内障の時に白くなる場所です。
正面から見ると下図の赤線で囲んだ黒っぽい部分が水晶体。(左から順に犬・犬・猫)
この部分が何らかの原因で白くなってくるのが【白内障】という病気です。
でも、この部分が白いからと言って必ずしも白内障ではなかったりもします。
なんのこっちゃと思われると思いますので、次回はその辺りを書いていきます。














