日記

2025-07-12 09:00:00

近ごろ話題になっているダニの感染症について①

今回は、最近ちょこちょこテレビでニュースになっている【ダニ由来の感染症で人が死亡】という病気についてです。まだまだ分かっていないことも多いのですが、わかっている範囲でかいつまんでお伝えしていきます。

 

この感染症は『SFTS』(重症熱性血小板減少症候群)と言いますが、なかなか覚えにくい名前ですよね。今なら「あの、ダニの病気」と言ってもらえれば十分伝わる気がします。笑。 

 

ダニからくる病気なので、人も動物もダニに噛まれると感染する可能性があるのですが、すべてのダニが病原体のSFTSウイルスを持っているわけではないので噛まれたからと言って必ず感染するわけではありません。

ダニのSFTSウイルス保有率は数%程度(※)と言われているので、どちらかと言えばむしろ感染しにくいです。とはいえ、最初の一回でその数%を引き当てないとは言えないわけで、やはり噛まれないようにするのが最善です。

 

 

ダニに噛まれないためには人も動物も草むらなどダニが居そうな所には行かないのが一番ですが、お散歩などで草むらなどに入るのが好きなワンちゃんもいますので、完全に草むらに行かないのが難しい場合、行った後に体にダニが付いていないか確認することが大事です。

ダニは、蚊みたいに体についたらすぐ噛むというわけではないので、草むらから出た後に確認しても間に合うのです。

 

動物の場合はダニの予防薬をあらかじめ投与しておき、その上で外から帰ってきたら全身をブラッシングしていただいた方がダニに噛まれる確率を下げられます(予防薬に関してはかかりつけの動物病院の先生にご相談ください)

 

人の場合はダニ対策として屋外活動後はお風呂で全身を確認することが推奨(※)されています。それに加えダニからの感染だけでなく『SFTSウイルスをすでに持っている動物』の体液から感染する事例も報告(※)されています。例えば外に行くネコちゃんがいて、そのネコちゃんがSFTSウイルスを持っていたりすると、その子との接触や咬傷などから感染する可能性があるということなので、外に居る動物や屋外に行く動物との接触にも注意が必要です。また人から人への感染も一応あるそうですが、そのような状況になることはあまりないようです。

 

 

まずは人も動物もダニに噛まれないような対策が大事ですが、噛まれて感染してしまったらどんな症状が出るのか、どうすればいいのかは次回お伝えします。

(※の部分は厚生労働省のホームページに記載されている文章をもとにお伝えしています)