調査報告書
【全国連】小規模企業景気動向調査(R2.7月)
~2 か月連続で全業種が改善も、先行き不安な小規模企業景況~
7月期の小規模企業の業況DI は、全業種で2 カ月連続の改善となった。産業全体では、全DI が改善となったが、採算・資金繰りについては小幅な改善にとどまった。6 月中旬から県をまたいでの移動が可能になったことや、地域商品券の発行等による消費喚起策の効果もあり、一部地域では売上が回復しつつあるとのコメントがあった。しかし、依然として、新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念される中で、感染防止対策と社会経済活動を両立することは、非常に困難であり、先行きの不安、特に、今後の資金繰りを懸念する声が目立った。
2007レポート.pdf (0.21MB)
【全国連】小規模企業景気動向調査(R2.6月)
~全業種で改善も、最悪に近い水準にとどまった小規模企業景況~
6月期の小規模企業の景況は、全業種で改善となり、産業全体の業況DIは大幅な改善となった。しかし、近年で最悪であったリーマンショック時の水準から抜け出せていない状況である。情報連絡員からは5月の緊急事態宣言解除を受け、徐々ではあるが客足が戻りつつあるとのコメントや新型コロナウイルス感染症対策で実施した消費喚起対策の効果が出てきたとのコメントが見られた。一方で、地域によっては解除後も客足が戻らず、この先も厳しいとする声や第2波の発生を心配するコメントが寄せられた。
2006レポート.pdf (0.2MB)
【全国連】小規模企業景気動向調査(R2.5月)
~緊急事態宣言解除も、引き続き最悪に近い水準となった小規模企業景況~
5月期の小規模企業の景況は、先月に比べ小幅に悪化となった。産業全体の業況DI は産業全体で▲80.3ptと過去10 年間で最悪だった前月から更に悪化し、リーマンショック期の2009 年1 月期の▲82.5 に迫る水準となった。例年ならば繁忙期となるGW 期間であるにもかかわらず、緊急事態宣言や各都道府県からの休業要請により全業種にわたり経済活動に深刻な影響が出ている。5月中にすべての都道府県で緊急事態宣言は解除されたが、この先の景気も不透明であり不安は募るばかりである。
2005レポート.pdf (0.29MB)