インフォメーション
2023 / 12 / 27 18:30
冬場のピアノコンディションを安定させるために♫
ピアノ調律師の石田です。
暖房の使用で、ピアノの音程が不安定になることがあります。
エアコンを使用する際は、加湿器を併用して、室内の湿度を50%前後に保つようにしましょう。
湿度が低すぎると、ピアノの木材が乾燥して、音程が不安定になります。
また、ガス・石油ファンヒーターを使用する際は、急激に温度を上げると、ピアノ内部に結露が発生して、鍵盤が上がらなくなる場合があります。
そのため、ファンヒーターを使用する際は、徐々に温度を上げていき、室温が20℃程度になるまでには、1時間程度の時間をかける必要があります。
ピアノを長く良い状態で使用するためにも、暖房の使用には注意が必要です。